
New Order / World In Motion
「地図」が描かれたアルバム・カヴァー415枚を紹介する、世界初の“地図ジャケ・カヴァー本”『Maps on Vinyl: An Atlas of Album Cover Maps』が海外で出版されています。英ガーディアン紙では特集しています。
本書では、クイーン、ニュー・オーダー、イエス、ジェームス・ブラウン、マドンナ、オアシス、コールドプレイ、グレイトフル・デッド、ボブ・マーリー、XTC、MC5、ブライアン・イーノ、ウィーザー、ディーヴォなど、1939年から現代まで数多くのアーティストのアルバム・カヴァーが取り上げられています。その中には、ほとんど知られていないものから、著名な作品まで含まれています。
それらカヴァーアートはロジャー・ディーン(イエスなど)、ピーター・サヴィル(ニュー・オーダーなど)、リチャード・グレイ、アルトン・ケリー、スタンリー・マウス、ネヴィル・ギャリック(ボブ・マーリーのアートディレクター)、ペドロ・ベル(ファンカデリックなど)など、デザイン界の巨匠たちによって作成されたものも含まれます。
『Maps on Vinyl』は、オーストラリアの著名な地図製作者ダミアン・サンダーのアイデアから生まれた作品です。サンダーは以前に、ナショナルジオグラフィックでは地図部門ディレクターを、Appleでは地図部門の責任者を務め、彼の専門知識は、地球最大の地図帳『Earth』などにも活用されてきました。
サンダーは熱心なレコードコレクターでもあり、アルバムカヴァーに地図がデザインされたレコードを自ら収集し、この唯一無二の書籍を完成させました。
サンダーはレコードを実際にすべて収集し、すべてのアルバム・カヴァーを自ら撮影しました。この本では、415枚のアルバムカヴァーを美しく再現し、専門的にレイアウトされ、綿密に調査されたテキストを添えています。サンダーは可能な限り、各アルバムカヴァーのデザイナーを特定し、そのコンセプトの背景や意味を尋ねています。
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