ギタリストの
オリアンティ(Orianthi)、カルロス・サンタナの妻でドラマーの
シンディ・ブラックマン・サンタナ(Cindy Blackman Santana)、プリンスやジェフ・ベックらとの共演でも知られるベーシストの
ロンダ・スミス(Rhonda Smith)。この3人による新バンドが結成され、2025年内にデビューアルバムがリリースされる予定です。オリアンティは米Peopleの新しいインタビューの中で、このバンドについて語っています。
「バンド名もアルバム名も、まだ秘密です!でも今年リリース予定です。ジミ・ヘンドリックスをプロデュースした伝説的な
エディ・クレイマー(Eddie Kramer)と仕事ができてとても興奮しています。シンディ・サンタナは素晴らしいドラマーで、私たちは以前から友人でした。ロンダ・スミスとはジェフ・ベックの最後のライヴの一つで出会いました。このバンドの結成のアイデアは、ラスベガス・レイダースのオーナーであるマーク・デイビスから、レイダースの試合中に提案されました。レイダースのハーフタイムショーや、たくさんのプライベートショーで演奏しながら、約1年半かけてレコーディングに取り組みました。本当に力強い経験です。このショーを見てアルバムを聴いた人は、私のソロ作品とは全く違うと感じるでしょう。このバンドのメンバーは皆、情熱的に演奏します。私もさらにレベルアップしています。少しアグレッシブでサイケデリックですが、間違いなく商業的でもあります。全く新しいサウンドです」
また同じインタビューの中で、「これまで多くの素晴らしいアーティストと仕事をしてきました。特に印象に残っているアドバイスはありますか?」と尋ねられたオリアンティはこう答えています。
「
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)とリハーサルを始めた時、彼は“決して手を抜くな。常に光を放て、恐れるな。全力を尽くせ。ステップアップするんだ”と言いました。彼は私に、より良いエンターテイナーになることを教えてくれました。以前の私はもっと控えめだったからです。あの経験は本当に素晴らしかった。
また、何年も前に
スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)と曲を作ることになっていた時、電話で彼女が“決して手を抜かないこと。ありのままの自分でいなさい。歌詞に全てを注ぎ込みなさい”と言っていたのを覚えています。“私はストーリーテラーで、全ての曲を全身全霊で作り上げる”と。その言葉は強く心に刻まれています。
そして、
シェール(Cher)もそうです。彼女の家にいた時、階段を降りてきて“年齢は関係ない、自分をしっかり保つことが全てよ”と言っていました。彼女は50代前半に“Believe”で大復活を遂げました。“自分をしっかり保てば年齢は関係ない”と言っていました」