
Ozzy Osbourne - PLUSH BAT
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の伝説「コウモリ食いちぎり事件」。当時のベーシスト、
ルディ・サーゾ(Rudy Sarzo)は英Metal Hammerの新しいインタビューの中で、ステージ上に投げ込まれたコウモリはサーゾの前に落ち、それをオジーに知らせたことで事件は起きたと証言しています。
「コウモリ食いちぎり事件」(1982年1月20日)は米アイオワ州デモインで行われたコンサート中にステージ上に投げ込まれたコウモリの死骸をおもちゃだと思い、頭を噛み切ったというもの。コウモリは狂犬病ウイルスを保有している可能性があるため、オジーはその後、数か月間、感染症予防の注射を打ち続けながらツアーを行っていました。
サーゾは、コウモリがステージに投げ込まれるのを目撃したと語っています。
「コウモリは実際に俺の目の前に落ちてきた。それを見て、オジーの方を見て、ベースのヘッドストックでそれを指さし、俺はそのままヘッドバンギングを続けたんだよ」
サーゾは公演中にはオジーがコウモリの頭を噛み切ったのを見ていなかったようで、公演終了後に知りました。
「オジーのために救急車が待機していた。シャロン(オズボーン)に“何があったの?”と聞いたら、“オジーがコウモリを噛んだんだけど、吐き出した後、それが見つからないのよ。だから救急車で病院に連れて行かなきゃいけなくなった”と言っていた」
オジーは後に、その事件後、3週間も狂犬病の予防接種を受けなければならなかったと語っています。「ツアーの残りの期間、毎晩、医者を探して狂犬病の予防接種を受けなければならなかった。お尻の左右に1本ずつ、太ももに1本ずつ、腕に1本ずつ。どれも地獄のように痛かったよ」
オジーは2019年から、この伝説的事件をモチーフにしたアイテムとして「頭が取り外し可能なコウモリのぬいぐるみ」を自身の公式ショップサイトで販売しています。