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エイドリアン・ブリュー+トニー・レヴィン+スティーヴ・ヴァイ+ダニー・ケアリーが80'sキング・クリムゾンを演奏する新バンドBEAT ライヴアルバム発売

2025/07/03 00:21掲載
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BEAT (Photo Credit : Alison Dyer)
BEAT (Photo Credit : Alison Dyer)
エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)トニー・レヴィン(Tony Levin)スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)トゥール(Tool)ダニー・ケアリー(Danny Carey)が組んだ、1980年代のキング・クリムゾン(King Crimson)を演奏する新しいバンド、BEAT。ライヴ・アルバムのリリースが決定。2024年11月10日のユナイテッド・シアター・オン・ブロードウェイ公演の模様を収めた『LIVE(邦題:ライヴ~イン・ロサンゼルス2024)』が日本先行で、日本武道館公演の3日前となる8月29日に発売されます。海外発売及び配信は9月26日です。リリース元はSony Music/InsideOut。

このアルバムから「Neal and Jack and Me」が先行リリース。ライヴ映像も公開されています。



■エイドリアン・ブリューのコメント:
3人の巨匠ミュージシャン、世界レベルのプロフェッショナルたちとステージに向かっていく。みんなあらゆる経験をしてきた上で、それ以前や以降のどんなものとも違う、時代を超えるこの音楽を今も楽しんでいる。オーディエンスは歌詞の一字一句を知っていて、パフォーマンスに大いに興奮してくれる。彼らが返してくれる愛はとてつもなく大きい。これ以上のことはないよ。

■スティーヴ・ヴァイのコメント:
BEATのツアーは予想をはるかに超えるものだった。この音楽をエイドリアン、トニー、ダニーと演奏することは、自分のツアー経験の中でも最高の部類に入っている。絶頂期にある今の俺たちのマジックをとらえたのが、『ライヴ~イン・ロサンゼルス 2024』なんだ。

■トニー・レヴィンのコメント:
このバンドは最高だよ。俺たちがライヴでやっていることをハイクオリティで録音できたことがとても嬉しい。イノベーションが往年の名曲に出逢ったんだ。

■ダニー・ケアリーのコメント:
トニー、エイドリアン、スティーヴと演奏できる1回1回のショウを、興奮と畏敬の念で楽しみにしている。この力量のミュージシャンたちとギグでプレイできるというのは夢のようだよ。曲は楽しく、チャレンジでもあり、約束されているインスピレーション、出来栄え、サプライズには決して失望させられることがない。早くもっと演奏したくて待ちきれないよ!

■『ライヴ~イン・ロサンゼルス 2024』の日本盤フォーマット
●完全生産限定:2CD+Blu-ray (マルチケース)
●通常盤:2CD(2Dワイドケース)
※海外では以下の3フォーマット
●デラックス・エディション:2CD+ボーナスCD+Blu-ray+36ページのアートブック
●Blu-ray+CD2枚+12ページの写真入りブックレット
●カラー・ヴァイナル3LP

Blu-rayのトラックリストは「ニューロティカ」、「ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー」、「ハートビート」、「サートリ・イン・タンジール」、「モデル・マン」、「ディグ・ミー」、「マン・ウィズ・アン・オープン・ハート」、「インダストリー」、「太陽と戦慄パートIII」、「ウェイティング・マン」、「ザ・シェルタリング・スカイ」、「スリープレス」、「フレーム・バイ・フレーム」、「待ってください」、「エレファント・トーク」、「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー」、「インディシプリン」、「レッド」、「セラ・ハン・ジンジート」などが含まれている。コンサート・フィルムはスクロート (Scrote)が監督しており、スクロート、スティーヴ・ヴァイ(カリフォルニア州エンシノのハーモニー・ハット[自宅スタジオ])、アラン・ベリー、ドン・アダムスなどが共同で編集を手がけている。ボーナス映像のビデオはアラン・ベリーが監督・編集。さらに、スウィートウォーター(Sweetwater)がとらえたツアー中のインタビューもプログラムに含まれている。ビデオグラフィーはアラン・ベリー、マイク・スキルスカイ、ジョン・スイーニ、ダン・アーメイが手がけたもの。写真はアリソン・ダイアー、トニー・レヴィン、ピーター・ダーヴィン、ジェリー・ロファーロ、マイク・スキルスカイ、ダン・アーメイ、ジム・スナイダーによるもの。

サウンド面では、『ライヴ~イン・ロサンゼルス 2024』はスクロートがプロデュースを、ボブ・クリアマウンテンがアシスタントのアイラ・ベッカーと共にミキシングを担当。マスタリングはエミリー・ラザーがザ・ロッジにて、ボブ・ディマーをアシスタントに担当した。音源の編集はスクロートとスティーヴ・ヴァイ(カリフォルニア州エンシノのハーモニー・ハットにて)が行い、さらなる音響プロダクションのアシスタントをビル・ミムズが担当した。

この取り組みのヴィジョンは、アンジェロ・ブンディーニ(別名スクロート)とエイドリアン・ブリューの最初の対話から生まれた。ツアー・プロデューサーのブンディーニはこう振り返る。「エイドリアンが自分のアイデアを実現する手助けをしてほしいと連絡をくれたとき、80年代のアルバム…『ディシプリン』、『ビート』、『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』にフォーカスするのがベストだと瞬時に思ったんだ。この3作は、エイドリアンとトニーがキング・クリムゾンに加入した頃の作品として知られているからね。彼らの流れるようなメロディの達人ぶり、ロバート・フリップとビル・ブルフォードのドラマティックな精密さが、完全にユニークでダイナミックな緩急を作り出して、その後に登場したほぼすべてのロック・ミュージシャンやバンドに、何十年とはいかずとも何年も影響を与えることになったんだ」。

<来日公演情報>
BEAT - Performing the music of 80s KING CRIMSON
技巧派メンバー4人のスーパー・バンド! 80年代キングクリムゾンの楽曲をパフォーマンスするスペシャルナイト!
2025年9月1日(月)東京:日本武道館 開場18:00 / 開演 19:00
招聘・企画制作:キョードー東京 / EVENTIM LIVE ASIA
詳細はこちら https://eventimliveasia.com/beatjp
■『ライヴ~イン・ロサンゼルス 2024』 (LIVE)

発売日:2025年8月29日(金)※日本先行発売

●2CD+Blu-ray Version [完全生産限定盤] 《日本独自パッケージ》 品番:SICP-31790〜31792 / 価格:税込7,920円

●2CD Version [通常盤] 《日本独自編成》 品番:SICP-31793〜31794 / 価格:税込3,740円

共通仕様:日本盤ブックレット(書下ろし解説 [片山 伸]、歌詞、対訳)、Blu-spec CD2

※海外パッケージ、及び配信&DLは2025年9月26日発売

【収録曲】 (※カッコ内は楽曲収録のオリジナル・アルバム)

01. Neurotica ニューロティカ (from 『ビート』) [1982]
02. Neal And Jack And Me ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー (from 『ビート』) [1982]
03. Heartbeat ハートビート (from 『ビート』) [1982]
04. Sartori In Tangier サートリ・イン・ダンジール (from 『ビート』) [1982]
05. Model Man モデル・マン (from 『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』) [1984]
06. Dig Me ディグ・ミー (from 『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』) [1984]
07. Man With An Open Heart マン・ウィズ・アン・オープン・ハート (from 『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』) [1984]
08. Industry インダストリー (from 『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』) [1984]
09. Larks' Tongues In Aspic Part III 太陽と戦慄パートIII (from 『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』) [1984]

01. Waiting Man ウェイティング・マン (from 『ビート』) [1982]
02. The Sheltering Sky ザ・シェルタリング・スカイ (from 『ディシプリン』) [1981]
03. Sleepless スリープレス (from 『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』) [1984]
04. Frame By Frame フレーム・バイ・フレーム (from 『ディシプリン』) [1981]
05. Matte Kudasai 待ってください (from 『ディシプリン』) [1981]
06. Elephant Talk エレファント・トーク (from 『ディシプリン』) [1981]
07. Three Of A Perfect Pair スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー (from 『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』) [1984]
08. Indisicipline インディシプリン (from 『ディシプリン』) [1981]
09. Red レッド (from 『レッド』) [1974]
10. Thela Hun Ginjeet セラ・ハン・ジンジート(from 『ディシプリン』) [1981]


●CD1+CD2と同じトラック19曲の映像
●特典インタビュー映像
約181分 / 5.1ch Surround / 24bit Stereo / 日本語字幕付き