
Jakko M. Jakszyk - Photo by Louise Patricia Crane
キング・クリムゾン(King Crimson)での活躍でも知られる
ジャッコ・ジャクジク(Jakko M. Jakszyk)は「2021年にキング・クリムゾンが終わった後、ある種の無気力状態に陥っていた。音楽的には自信を失い、“今の自分は一体何者なんだ?”と自問自答していた」と英Prog誌の新しいインタビューの中で語っています。
最新ソロ・アルバム『Son Of Glen』は、2024年に発表された回顧録『Who’s The Boy With The Lovely Hair?』の姉妹作とも言える作品で、養子として育った彼が実の親を探し求める過程を綴った回顧録と連動した内容となっています。
彼はパートナーでありミュージシャン仲間でもあるルイーズ・パトリシア・クレインの2024年アルバム『Netherworld』を共同プロデュースした後、このアルバムの制作に取り掛かりました。当時をこう振り返っています。
「2021年にキング・クリムゾンが終わった後、ある種の無気力状態に陥っていた。本は書いたけど、音楽的には自信を失い、“今の自分は一体何者なんだ?”と自問自答していた。ルイーズが“あなたには、まだいろんなことができるわ”と僕を励ましてくれたんだ」
現在、ジャクジクは複数のプロジェクトを進行中で、その中にはキング・クリムゾン関連の作品も含まれています。
キング・クリムゾン在籍中に作曲され、コンサートでは演奏されたものの、録音されなかった楽曲に取り組んでいます。
「2、3週間後に、それについてさらに話し合うミーティングがある。ロバート(フリップ)を含む、キング・クリムゾンの最新ラインナップのメンバー全員が参加している。最終的にどうなるかはわからないけど、とても楽しく取り組んでいるよ」