「パズルはいつも完成するわけじゃない。リックはジョニーと一緒にロバート・パーマーの“Addicted to Love”をカヴァーしたかった。もちろん、オリジナルのポップ・ヴァージョンとは全然違って、アメリカン・レコーディングスのスタイルで。それでも、俺は“さすがに無理だろ”と思ったのを覚えてる。俺たちは真剣にやってみたし、ジョニーも真摯に歌ってくれた。うまく歌ってくれたよ。でも、あの曲を知ってる人なら予想通りの結果になった。♪Might as well face it, you're addicted to love(しっかりと向き合った方がいい、君は恋に溺れている)という歌詞。結局ジョニーは“これはダメだ”と言った。誰も落ち込んだり恥ずかしがったりしなかった。試してみたけどうまくいかなかった、じゃあ次に行こう、って感じだったよ」