
Charles Strouse - Credit : Desiree Navarro/WireImage
『アニー』『バイ・バイ・バーディー』『アプローズ (喝采)』などのブロードウェイ・ミュージカルの音楽を手がけた作曲家/作詞家の
チャールズ・ストラウス(Charles Strouse)が死去。彼の家族が、ストラウスが5月15日にニューヨークの自宅で亡くなったことを発表しています。96歳でした。
ストラウスは30を超えるミュージカルのスコアを手がけ、そのうち14作品はブロードウェイで上演された。彼の最初のブロードウェイミュージカルは1960年に初演された『バイ・バイ・バーディー』で、この作品で最初のトニー賞を受賞した。
ストラウスに3度目のトニー賞をもたらしたのは『アニー』でした。彼は作詞家のマーティン・チャーニン、脚本家のトーマス・ミーハンとチームを組んだ。このブロードウェイミュージカルは2000回以上上演され、世界中で上演された。ストラウスの作曲には、「Tomorrow」、「It's the Hard?Knock Life」、「You're Never Fully Dressed Without a Smile」、「I Don't Need Anything But You」などがある。
サミー・デイヴィスJr.が主演する『ゴールデン・ボーイ』でもトニー賞にノミネートされた。
チャールズ・ストラウスはニューヨーク市生まれ。イーストマン音楽学校の卒業生である彼は、アーサー・バーガー、デイヴィッド・ダイアモンド、アーロン・コープランド、ナディア・ブーランジェの下で学んだ。
ストラウスはソングライターズ・ホール・オブ・フェイムとシアター・ホール・オブ・フェイムに選出された。
舞台の作曲に加え、ストラウスは映画音楽も手掛けた。映画『俺たちに明日はない』の作曲でグラミー賞にノミネートされた。また、『There Was a Crooked Man』、『The Night They Raided Minsky's』、『Just Tell Me What You Want』、アニメーション映画『天国から来たわんちゃん チャーリーのお話』などの音楽も手掛けた。