ザ・レインコーツのジーナ・バーチ　新ソロ・アルバム『Trouble』発売　新曲MVあり

ポストパンクのレジェンド・アーティストで、ザ・レインコーツ（The Raincoats）の創設メンバーであるジーナ・バーチ（Gina Birch）は、新ソロ・アルバム『Trouble』を海外で7月11日発売。リリース元はThird Man Records。

ソロ・スタジオ・アルバムのリリースは2023年の1stアルバム『I Play My Bass Loud』以来。通算2作目。

新作も前作同様にキリング・ジョークのユース（Youth）がプロデュースを手がけています。プレスリリースによると、新作には「ポストパンク、ダブ、実験的ロックなど多様な要素を融合させた」11曲が収録されます。

バーチは声明でこの述べています。

「このアルバムのタイトルは、私の人生で起こったすべての小さな革命を指しています。普通の道を歩まず、穴に落ち、同じ過ちを何度も繰り返し、私たちの選択肢が秘書、母親、またはセックスワーカーといった限られたものだった時代に、若い女性として直面したトラブル。私が引き起こしたトラブルと、今直面しているトラブル…」

このアルバムから新曲「Causing Trouble Again」のミュージックビデオが公開されています。この曲はフェミニストの力強さを表現したポストパンク・ナンバー。バーチはディーン・チョークリーと共にビデオを監督しました。ザ・レインコーツのバンドメイトであるアナ・ダ・シルヴァを含む、さまさま分野で活躍する女性アーティストたちが出演しています。

■『Trouble』

01. I Thought I’d Live Forever
02. Happiness
03. Causing Trouble Again
04. Cello Song
05. Keep to the Left
06. Doom Monger
07. Don’t Fight Your Friends
08. Nothing Will Ever Change That
09. Hey Hey
10. Train Platform
11. Sleep (Digital-Only Bonus Track)