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ザ・フー 最後の北米ツアー『The Song Is Over - North American Farewell Tour』開催発表

2025/05/08 22:40掲載(Last Update:2025/05/09 00:30)
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The Who - Photo by William Snyder, Trinifold
The Who - Photo by William Snyder, Trinifold
ザ・フー(The Who)は、北米に別れを告げる“米国とカナダでの最後のツアー”として『The Song Is Over - North American Farewell Tour』の開催を発表。計16公演が予定されており、8月16日にフロリダ州サンライズで開幕し、9月28日のラスベガス公演で終了する予定です。

プレスリリースでロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)は次のように述べています。

「1960年代初頭、すべてのミュージシャンの夢はアメリカチャートで成功することだった。ザ・フーにとってその夢は1967年に実現し、俺たちの人生は永遠に変わった。長年にわたるアメリカの観客の温かさは俺にとってインスピレーションの源であり、初めてラジオから流れてきたロック・レコードを聴いた時の感覚を思い起こさせる。音楽の自由! ロックは世代の反抗心を感じさせてくれた。俺にとってアメリカはいつも偉大な国だった。文化の違いは俺に大きな影響を与えた。ここは可能性の国だった。ザ・フーとしてのツアーという俺の人生の大きな一部を終わらせるのは簡単なことではない。応援してくれてありがとう。最後にもう一度皆さんに会えるのを楽しみにしています」

ピート・タウンゼント(Pete Townshend)は次のように述べています。

「良いことには必ず終わりが来るものだ。感慨深い。俺にとって、アメリカやカナダの観客の前で演奏することはいつも素晴らしい経験だった。あの観客の温かさと熱意は1967年にさかのぼる。ヒッピーたちがマリファナを吸いながら毛布の上に座り、深く熱心に耳を傾けていたあの頃だ。音楽は至る所にあった。俺たちは皆、平等だと感じていた。今でもロジャーと俺は、故キース・ムーンとジョン・エントウィッスル、そしてもちろん、長年支えてくれたザ・フーのファンたちのために旗を掲げている。正直なところ、道のりはいつも楽しいわけではないが、たいていは簡単だった。これ以上の仕事はない最高の仕事だと思っている。何度も戻ってくるのは、新しいファンに出会い、新たなエネルギーを感じるから。ロジャーと俺は年齢を重ねても良い状態にあり、この愛すべきファンの皆さんへの最後の別れに全力を尽くす準備ができている。そして、過去57年間見逃してきたものを体験するために新しいファンが加わってくれることを願っているよ。このツアーは楽しい思い出と愛、そして笑いに満ちたものになるだろう。ぜひ参加してください」

■『The Song Is Over - North American Farewell Tour』

Aug 16 – Sunrise, FL – Amerant Bank Arena
Aug 19 – Newark, NJ – Prudential Center
Aug 21 – Philadelphia, PA – Wells Fargo Center
Aug 23 – Atlantic City, NJ – Jim Whelan Boardwalk Hall
Aug 26 – Boston, MA – Fenway Park
Aug 28 – Wantagh, NY – Northwell at Jones Beach Theater
Aug 30 – New York, NY – Madison Square Garden
Sep 2 – Toronto, ON – Budweiser Stage
Sep 4 – Toronto, ON – Budweiser Stage
Sep 7 – Chicago, IL – United Center
Sep 17 – Los Angeles, CA – Hollywood Bowl
Sep 19 – Los Angeles, CA – Hollywood Bowl
Sep 21 – Mountain View, CA – Shoreline Amphitheatre
Sep 23 – Vancouver, BC – Rogers Arena
Sep 25 – Seattle, WA – Climate Pledge Arena
Sep 28 – Las Vegas, NV – MGM Grand Garden Arena