
Flying Lotus - Photo by Jen Raoult
フライング・ロータス(Flying Lotus)の新たなアルバム『ASH (Original Motion Picture Soundtrack)』がリリース。ストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。自身が監督も手掛ける映画『ASH』のサウンドトラック・アルバムです。
以下インフォメーションより
現代のビート・ミュージック・シーンを牽引する音楽プロデューサーにして<Brainfeeder>創設者、フライング・ロータスの新たなアルバム『ASH (Original Motion Picture Soundtrack)』が、本日3月19日に全世界で配信開始された。アルバムは自身が監督を手掛ける映画『ASH』のサントラ作品で、数々の名作SF映画の音楽にインスパイアされたフライング・ロータスが全曲を書き下ろしている。古典的なSF音楽の要素と現代的な音響感覚を融合させることで、独自のサウンドを創り上げた。
フライング・ロータスの最新監督作となる映画『ASH』は、エイザ・ゴンザレスとアーロン・ポールが出演するSFスリラーで、3月21日からアメリカで劇場公開される(現時点で日本での公開や配信については未定)。先行公開されていたシングル「OXYGENE(オキシジーン)」は、空間的なシンセサウンドと重く脈動するリズムが特徴で、本作の世界観を見事に提示している。27曲からなるサウンドトラックアルバムは、映画の舞台に観客を完全に没入させるように音楽と映像が緊密に連携して構成されている一方で、独立した音楽作品としても楽しむことができる。
ASH - Official Trailer | HD | RLJE Films
フライング・ロータスはアルバムについて次のように語っている。「スコアの制作はチャレンジングだったけれど、刺激的でもあった。ほとんどの部分はニュージーランドで行ったポスト・プロダクションとカラー・グレーディングの最終段階で書いていて、進捗を確認するために異なる部屋を行き来しながら、自分の小さな部屋でラップトップとコントローラーだけを使って作業したんだ。インスピレーションをもらったのは、シンセサイザーを主に使ってサウンドトラックを作った作曲家たち、例えばジョン・カーペンター(『ゼイリブ』)、山岡晃(『サイレント・ヒル』シリーズ)、アンジェロ・バダラメンティ(『ツイン・ピークス』)、ヴァンゲリス(『ブレードランナー』)などからだね。映画のために、僕自身の探求心にとって新鮮でユニークな音を見つけることができて、とても楽しかったよ。」