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リッチー・ブラックモアはかつてイアン・ギランにレインボー加入を打診、するとギランは逆にブラックモアに自身のソロバンド参加を打診 ギラン回想

2025/02/09 21:46掲載
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Deep Purple
Deep Purple
ディープ・パープル(Deep Purple)イアン・ギラン(Ian Gillan)によると、ギランはかつて、リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)からレインボー(Rainbow)への加入を打診されたことがあるという。時期はロニー・ジェイムス・ディオ脱退直後の1978年のクリスマスだったという。するとギランは逆にブラックモアに自身のソロ・バンドへの参加を打診したという。英Classic Rock誌の新しいインタビューの中で振り返っています。

ギランによると、1978年のクリスマスに、ブラックモアはギランを訪ね、ディオ脱退直後のレインボーへの加入を打診しました。ギランは当時、ディープ・パープルを脱退し、新たに立ち上げたソロ・バンド、ギランの契約獲得に苦労していました。しかし、ギランはその申し出をきっぱりと断りました。こう振り返っています。

「俺がディープ・パープルを脱退した理由は、彼らが(後にレインボーが手掛けることになるような)領域に足を踏み入れようとしていたからだ。俺はそれを望んでいなかった。俺は気骨があり、興奮とエッジのあるグループを望んでいた。楽しいグループもね。これはリッチーに対する批判ではない。彼は素晴らしいギター奏者で、驚くべき才能の持ち主だ。実際、俺は“君が望むなら、俺のバンドで一緒にプレイしよう”とも言った。でも、リッチーは物事のあるべき姿について確固とした考えを持っており、俺たちは意見が合わないことがあった」

同じインタビューの中で、ギランは1970年代初頭に、ディープ・パープルと、レッド・ツェッペリンやブラック・サバスとの間にはライバル関係があったのではないかという指摘について次のように語っています。

「初期の頃のサバス、ツェッペリン、パープルの関係についてよく話題になるけど、雑誌やメディアは常に何らかのライバル関係があったかのように装っていた。それはでたらめだ。俺たちは一緒に飲んだりもした。仲間だったんだ」