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シンディ・ローパー、リリース時に物議を醸した「She Bop」について語る

2025/02/05 18:42掲載
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Cyndi Lauper / She's So Unusual
Cyndi Lauper / She's So Unusual
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)は英インディペンデント紙の新しいインタビューの中で、リリース時に物議を醸した1984年のヒット曲「She Bop」について振り返っています。

デビューアルバム『She's So Unusual』からの3枚目のシングルとして1984年にリリースされた「She Bop」の歌詞では女性の自慰行為について歌っており、1985年にペアレンツ・ミュージック・リソース・センター(PMRC)が発表した、子供たちに接して欲しくない音楽のリスト「最も不愉快な15曲のリスト」に掲載されました。

「本当にショックだった」と、この曲について彼女は振り返りました。

「スティーヴ・ランドと一緒にこの曲を書いたんだけど、ある日、彼から電話がかかってきて“女性の自慰行為についての曲を書かなきゃダメだ”と言われて、私は“わかったわ、やってみる!”と答えたのよ。

それで、書いたんだけど、露骨にならないように気をつけた。大人が聞いて、それが何について歌っているのかを理解してクスッと笑うことはあっても、子供たちにはただ踊れる曲だと思うようにしたかったのよ」

シンディの努力は実を結び、「She Bop」はビルボード・ホット100で3位にランクインしましたが、しかし、歌詞の内容から物議を醸しました。

「それほど悪いことだとは思わなかったし、不快だとも思わなかった。でも突然、おかしなことになっちゃったのよ」

彼女のレーベルは、長期的にはアルバムの売上に役立つと信じていたから心配していなかったという。そしてシンディ自身もそれを冷静に受け止めていました。

「誰もそんなことについて本気で話そうとしなかったわ。私は、みんなが話したがらないことを話すのが面白いと思っているのよ」