HOME > ニュース >

エアロスミスがツアー引退を発表してから初めてスティーヴン・タイラーがライヴ実施 6曲を歌唱

2025/02/04 01:09掲載(Last Update:2025/02/04 09:23)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
February 3, 2025 Steven Tyler Janie's Fund
February 3, 2025 Steven Tyler Janie's Fund
エアロスミス(Aerosmith)がツアーからの引退を発表してから初めてフロントマンのスティーヴン・タイラー(Steven Tyler)がライヴ・パフォーマンスを行いました。チャリティーコンサートで歌っています。

今回タイラーは米国時間2月2日にカリフォルニア州ハリウッドのハリウッド・パラディアムで開催された、タイラー主催のイベント『6th Annual Jam for Janie Grammy Awards Viewing Party』に参加しました。

当日参加した人や海外メディアによると、タイラーは、バンドメイトのトム・ハミルトン(Tom Hamilton)、エクストリームのヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)、元ガンズ・アンド・ローゼズのマット・ソーラム(Matt Sorum)、フリートウッド・マックのミック・フリートウッド(Mick Fleetwood)、ブラック・クロウズのクリス・ロビンソン(Chris Robinson)のサポートを受け、計6曲を披露したという(12曲以上披露したという報道も)。

フリートウッドとベッテンコートは、タイラーと共にエクストリームの「More Than Words」のカヴァーでオープニングを飾りました。タイラーは「この世で一番好きな曲のひとつだ」と語っています。その後、タイラーは「Toys in the Attic」のフルバンド演奏に切り替え、カントリー歌手のレイニー・ウィルソンとは「Dream On」をデュエット。その後、「Sweet Emotion」、「Walk This Way」、そしてレッド・ツェッペリンのカヴァーで彼のパフォーマンスは終了しています。

当日のファン撮影の映像あり。

ツアーからの引退は、声帯を損傷したタイラーについて「声帯の怪我からの完全な回復は不可能」であると判断したためでした。

このイベントは、虐待やネグレクトのトラウマを負った若い女性を支援するために設立された非営利団体Janie’s Fundへの募金活動の一環として行われるもので、今回で第6回目。今年は慈善活動の範囲を拡大し、この夜の収益はロサンゼルス消防局財団と未亡人、孤児、障害を持つ消防士基金にも寄付されます。