
Paul McCartney with Ringo Starr O2 Arena. Dec 19, 2024
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)は「リンゴ・スターを大統領に」というキャンペーンを支持しますか?と尋ねられて「もちろん!彼は素晴らしい仕事をするだろう。問題は、何の大統領か、だね」と答えています。
リンゴ・スター(Ringo Starr)の新作カントリー・アルバム『Look Up』の発売にあわせ、英MOJO誌はポールにインタビューを行いました。リンゴの天性の才能、カントリーミュージックへの親和性、そしてリンゴがビートルズの完璧なドラマーであった理由などについて語っています。
Q:リンゴの新作アルバム『Look Up』はカントリーソングのコレクションです。彼のパーソナリティ、そして歌声は、なぜこれほど完璧にカントリーミュージックにマッチするのでしょうか?
「彼は初めて会ったときからカントリーが大好きだった。ジョージ・ジョーンズのような古いカントリーシンガーや、そういった人たちが好きで、大ファンだった。彼の性格に合っているのかもしれない。彼はとても誠実で率直な人。多くのカントリーミュージックのテーマにも通じるものがあると思うよ」
Q:リンゴはビートルズにとって完璧なドラマーでした。なぜでしょう?
「なぜなのかは説明できない。ただ、そうだったんだ」
Q:初めてアメリカに進出したとき、なぜリンゴがファンに特に愛されたと思いますか?また、リンゴを大統領に、というキャンペーンを支持しますか?
「リンゴを大統領に? ええ、もちろん!彼は素晴らしい仕事をするだろう。問題は、何の大統領か、だね」
Q:最近、ステージで一緒に演奏する機会が稀にあると思いますが、長年練習してきたグルーヴに再び戻れると感じますか?
「うん、本当に素晴らしいよ。たとえるなら、とても履き心地の良い靴を履いているような感じだね」
Q:以前、あなたはMOJO誌にリンゴを「生まれながらの天才」と評しました。それはどのような点においてですか?
「たくさんあるよ。彼は多くの人のように、いわゆる重厚な教育を受けていたわけではない。彼が知っていることはほとんどが独学で、その点が非常に賢い。彼は物事を吸収し、非常に機知に富んでいる。そして何よりも、彼はやり方を心得ている素晴らしいドラマーだ」