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ボビー・ラッシュ&ケニー・ウェイン・シェパード コラボ・アルバム発売 1曲試聴可

2025/01/20 22:01掲載
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Bobby Rush and Kenny Wayne Shepherd
Bobby Rush and Kenny Wayne Shepherd
御年91歳のファンキー・ブルースマン、ボビー・ラッシュ(Bobby Rush)の新作は、シンガーソングライター/ギタリストのケニー・ウェイン・シェパード(Kenny Wayne Shepherd)とのコラボレーション・アルバム。2人が共同で作曲しレコーディングした、特別なブルース・コレクション・アルバム『Young Fashioned Ways』を海外で3月21日発売。

このアルバムからの1stシングル「Who Was That」が聴けます。

44歳の年の差があるラッシュとシェパードは、テネシー州メンフィスのロイヤル・スタジオでセッションを行い、シェパードのギターワークと、ラッシュのソウルフルなヴォーカル、リズムギター、ハーモニカをフィーチャーした10曲を完成させています。

シェパードはプレスリリースの中でこう話しています。

「100パーセント本物で、これほど本格的なアルバムはそうそう見つからない。僕とボビーがプロジェクトでコラボレーションする際、もちろん年齢差が最初の会話の一部になるだろうし、見出しを飾るだろうけど、でも結局のところ、彼は非常に才能のあるミュージシャンであり、僕と同じような音楽を愛する素晴らしい人間だ。一緒に演奏し始めると、突然、年齢は関係なくなる。僕たちは同じ言語を話し、同じ場所からやって来て、精神面でも音楽面でも、もちろん地理的にも、ブルースについて同じページで本当に一緒にやっていける自信があった」

ラッシュはこう付け加えています。

「『Young Fashioned Ways』で、お互いに証明したいことがあったと思う。ロイヤル・スタジオの廊下を歩いているとき、涙が出てきた瞬間があった。長年トレンドについていくことに苦労してきた年配の男性として、彼が扉を開いて、自分ができるとわかっていることをやらせてくれたことにとても感謝した。

音楽が僕を若く保ってくれるように、毎日新しいことを学ぶことも僕を若く保ってくれる。彼(ケニー)が言ったように、このようなアルバムは珍しいもので、最近のブルースに関しては、僕たちがやったことよりも優れたものはほとんどない。僕の年齢で今でもこのようなことをやっている人はいないし、ケニーの年齢で古いスタイルのブルースをこれ以上できる人はいない。僕たちは2人とも、これをサポートするために、一緒にたくさんのライヴをすることを楽しみにしているよ」

2人は、マディ・ウォーターズへの互いの敬意と、年齢差のある2人の組み合わせの若々しさから、このアルバムを『Young Fashioned Ways』と名付けたという。

2人は、ウィリー・ディクソンのオリジナル曲を基にウォーターズの「Young Fashioned Ways」のヴァージョンも書き、タイトルを「Young Ways」と変えてアルバムに収録しています。またラッシュの4つのクラシック曲「40 Acres (How Long)」「G String」「Make Love to You」「Uncle Esau」の再解釈ヴァージョンも収録しています。

「Who Was That」
■『Young Fashioned Ways』

Who Was That
40 Acres (How Long)
Hey Baby (What Are We Gonna Do)
Uncle Esau
Make Love To You
Long Way From Home
G String
You So Fine
Young Ways
What She Said