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イングヴェイ・マルムスティーン 一番よかった掘り出し物のギター/手放したことを後悔しているギター/ギター購入のアドバイスなど語る

2024/12/27 17:17掲載
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Yngwie Malmsteen
Yngwie Malmsteen
イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)は米Guitar Worldのインタビューの中で、「今までで一番よかった掘り出し物のギターは?」「購入した後で最も後悔した楽器は?」「手放したギターの中で今になって凄く後悔しているものは?」「ギター購入のアドバイス」「“本当に良いギターと安価なアンプ”と“安価なギターと最高級のアンプ”のどちらを購入する?」の質問に答えています。

Q:今までで一番よかった掘り出し物のギターは?

「たくさんあるよ。1985年にツアーをしていた時、56年製のストラトを子供から譲り受けたんだけど、彼はそのストラトが好きではなく、クソだと思っていたから、ただ同然で買えたんだ。

あと、54年製のストラト。これに値段なんてつけられない。俺が買った相手はスウェーデン最大のディーラーだったんだけど、俺がギターを持って立ち去る際、彼は泣きそうになっていた。彼は本当にそれを売りたくなかったんだ。

他にもいろいろ集めているよ。時計、車、銃とかね。収集しているものはたくさんある。素晴らしいギターもいくつか持っている。(いま手元にある)68年製もいい。素晴らしいよ。長い間メインで使っていたギターなんだ。

あと、18歳の時にアメリカに持ってきたギターもある。ギターと歯ブラシを持ってアメリカに来た。そのギターは俺のアルバム『Rising Force』のジャケットにも使われている。今はすっかり傷んでしまった。これは“ダック”とか、“プレイ・ラウド”ギターと呼ばれている。フェンダーはそれの正確なレプリカを何百も作ったよ」

Q:購入した後で最も後悔した楽器は?

「まあ、もし昔にそんなことがあったら、それをすぐに処分するだけだ。それを手放せないとか、そういうことはない。

俺は本当に興味深いギターをいくつか持っている。ブライアン・メイから貰ったギター、(リッチー)ブラックモアのギター、スティーヴ・ヴァイからもギターを貰ったし、ニール・ショーンからも、ウリ・ジョン・ロートからも貰った。クールなギターをたくさん持っているよ」

Q:手放したギターの中で、今になって凄く後悔しているものはありますか?

「いや、特にない。手放したのであれば、それは手放される運命だったんだろう。もっと良い持ち主のところに行ったのかもしれない。ただ山積みになって置いてあるだけなら、意味がないからね」

Q:ギター購入のアドバイスをいただけますか?

「俺の一番のお勧めは、すぐに店に行って白いYJMフェンダーストラトキャスターを手に入れること。イングヴェイ・マルムスティーンのシグネチャーモデルのフェンダーストラトキャスターだ。戦いに臨んで常に勝利を収めることのできる究極のギターだよ」

Q:もし選択を迫られた場合、あなたは「本当に良いギターと安価なアンプ」、それとも「安価なギターと最高級のアンプ」のどちらを購入しますか?

「どちらの組み合わせも欲しくない(笑)。実際にはクソみたいなギターでもうまくいくことはある。ギターの物理的な質の悪さは常に克服できるからね。

ギターが良くても、アンプがダメなら意味がない。何も生み出さないから、うまくいかないだろう。ちょっと奇妙な仮定だね。だって、そんなことは絶対に起こらないから。まあ、(俺の答えは)そういうことだ」