書籍『ザ・バンド 来たるべきロック』(池上晴之 著)が左右社から11月13日発売。ルーツ・ロックやボブ・ディランのバックバンドというイメージを覆す、日本初だという本格的ザ・バンド論。映画『ラスト・ワルツ』のシーン別徹底解説&おすすめのアルバムも掲載。またロック写真家ウイリアム・ヘイムスがコンサート「ザ・ラスト・ワルツ」で撮影した貴重な写真24点を収載。
■『ザ・バンド 来たるべきロック』
池上晴之 (著)
<内容>
本物のロックを聴く。
ルーツ・ロックやボブ・ディランのバックバンドというイメージを覆す、日本初の本格的ザ・バンド論。「音楽を聴くということ」をテーマにしているので、ザ・バンドを聴いたことがない人も、ザ・バンドのコアなファンも楽しめる文章です。
映画『ラスト・ワルツ』のシーン別徹底解説&おすすめのアルバムも掲載。
noteにて「第一章 どうしてぼくは「ザ・バンド」を聴いているのか」を無料公開!
ロック写真家ウイリアム・ヘイムス氏がコンサート「ザ・ラスト・ワルツ」で撮影した幻の写真24点を収載!
歌うボビー・チャールズを正面から撮影したおそらくは世界で唯一の写真を掲載。「King Harvest」のギターソロを弾くロビー・ロバートソン、フィドルを持って歌うリック・ダンコ、アコーディオンを弾くガース・ハドソン、ギターを弾くドクター・ジョン、「Caldonia」を歌うマディ・ウォーターズ、あいさつするビル・グレアム、ワルツを踊る観客、感謝祭のディナーなど、映画では撮影されていないシーンが満載。もちろん、リヴォン・ヘルム、リチャード・マニュエル、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ポール・バターフィールド、ヴァン・モリソン、ロニー・ホーキンス、ニール・ダイアモンドが演奏する姿もバッチリ撮影されています。
★カバーを裏返すとザ・バンドのポスターになります!
ザ・バンド最後の全米ツアー初日の貴重なステージ写真です。
<著者について>
池上晴之
1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。批評家。編集者として35年以上にわたり医学、哲学、文学をはじめ幅広い分野の雑誌および書籍の制作に携わる。鶴山裕司との「対話 日本の詩の原理」(総合文学ウェブ情報誌「文学金魚」)で、鮎川信夫、田村隆一など「荒地」派を中心に戦後詩を論じている。