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アルカライン・トリオから長年のドラマー、デレク・グラント脱退

2023/06/09 20:44掲載
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Derek Grant - Noel Vasquez, Getty Images
Derek Grant - Noel Vasquez, Getty Images
マット・スキバ率いる米パンク・ロック・バンド、アルカライン・トリオ(Alkaline Trio)から長年のドラマーであるデレク・グラント(Derek Grant)が脱退。バンドがSNSで発表しています。

グラントは2001年加入。アルバム『Good Mourning』(2003年)や『Agony and Irony』(2008年)など、アルカライン・トリオのスタジオ作品のほとんどでドラムを担当しています。アルカライン・トリオに参加する以前は、The Suicide Machines、Gyga、Thoughts of Ionescoなどで演奏していました。

以下、グラントの声明より

「アルカライン・トリオのドラマーを辞めることになり、複雑な心境です。ツアーバンドにいることは近年ますます困難になってきており、この決断は難しいものでしたが、僕にとっても、僕の精神衛生にとってもベストなことでした。

バンドを応援してくれたみんなに感謝したい。アルカライン・トリオには世界で最高のファンがいて、その多くは長年にわたって知り合うことができた人たちです。みんなに会えなくなるのは寂しい。また、真の友人であり、素晴らしいマネージャーであったブレア・ディッカーソンにも感謝したい。

何よりもマットとダン(アンドリアーノ)に感謝したい。22年間、親友の2人と一緒に世界中を旅して音楽を演奏することができた。僕たちの絆は決して壊れることはない。彼らの今後の活躍を祈っています。僕はプロダクション・ミュージックとビジュアル・アートにもっと力を入れていくつもりで、僕の姿を見るのはこれで最後というわけではないことを約束します」

またバンドはこうコメントしています

「デレクがバンドのメンバーから退くことを決めたことを踏まえて、彼が貢献してくれたもの全てに愛と感謝を送りたい。彼がしてくれたことをすべて言葉にすることは不可能ですが、僕たちはお互いに成し遂げたことを限りなく誇りに思います。音楽だけでなく、ツアーや世界中を旅したこと、スタジオで何週間もかけて音楽を作ったこと、すべての思い出に感謝しています。僕たちはデレクのことが大好きです。そして君の次の章が成功と幸福で満たされることを願っています」