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【update】スティングはディディ(パフ・ダディ)から毎日5,000ドルを貰っている サンプルの無断使用の代償

2023/04/07 16:45掲載(Last Update:2023/04/08 19:32)
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Sting, Diddy - Christopher Polk, Getty Images
Sting, Diddy - Christopher Polk, Getty Images
スティング(Sting)ディディ(パフ・ダディ/Puff Daddy)から毎日5,000ドル(約65万円)を貰っているという。

ポリス(The Police)の「Every Breath You Take(邦題:見つめていたい)」を事前に許可を得ずにサンプリングしてリリースし、結果的に大ヒットとなったディディの「I'll Be Missing You」。発表後に初めて使用許可を求めたため、スティングはこの曲のロイヤリティの100%を獲得しました。この曲の印税でスティングは1日2000ドルを手にしていると言われていましたが、ディディは最近SNSで「1日5,000ドルだ」と投稿しています。一部メディアによると、この支払いは2053年まで続くと言われています。

“パフ・ダディ&フェイス・エヴァンス feat 112”名義の楽曲「I'll Be Missing You」は1997年リリース。この年に暗殺されたビギーことノトーリアス・B.I.G.の追悼歌です。

スティングは2018年に行われたインタビューの中で、この曲のロイヤリティについて質問され、ディディは彼に1日2000ドルを支払わなければならないと述べていました。このインタビューの映像が最近になって再浮上すると、ディディはツイッターで「いや、1日5,000ドルだ。兄弟のスティングに愛を込めて!」と投稿しています。

【update:2023/04/08 19:31】
ディディは「1日5,000ドルだ」とツイートしたのを「ジョークだった」とツイートしています。いずれにしてもスティングがこの曲のロイヤリティの100%を獲得しているのは事実なので、この曲の印税はスティングに渡っています

「ジョークだとわかってほしい!ふざけただけなんだ!俺とスティングは長年の友人だ!彼は“Missing You”で1日に3000ドルも5000ドルを俺に請求ししたことはない。彼はおそらく、史上最大の曲の一つから1日に5000ドル以上稼いでいるだろう」