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東京のジャズ喫茶を北アイルランドの写真家が記録 ビジュアルクロニクル本『Tokyo Jazz Joints』が海外発売

2023/03/20 17:31掲載
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Tokyo Jazz Joints
Tokyo Jazz Joints
数多く存在する東京のジャズ喫茶を北アイルランドの写真家が記録。日本固有の文化といわれるジャズ喫茶のビジュアルクロニクル本『Tokyo Jazz Joints』がドイツのアートブック系出版社Kehrer Verlagから海外で9月26日発売予定。ハードカバー本(24 x 20 cm)。168ページ。カラー写真120点掲載

以下、プレスリリースより

「日本のジャズ・バー&喫茶店は、現代の都市景観のスピードと混沌から切り離され、時間が存在しなくなる隔離された世界である。『Tokyo Jazz Joints』は、これらの空間の儚い美しさをとらえた、この唯一無二な文化のビジュアルクロニクルである。数多く存在する東京のジャズ喫茶を記録するために2015年に設立されたこのプロジェクトは、徐々に日本全国をカバーするように拡大してきました。こうしたジャズ専用のリスニングスペースは、トレンドの変化や顧客の高齢化、高級化に直面して、徐々に姿を消しつつあります。本書は、これらの生きた博物館が永遠に消えてしまう前に保存するためのものです。『Tokyo Jazz Joints』は、北アイルランドの写真家フィリップ・アーニールが、日本に長期滞在しているアメリカの放送作家ジェームズ・キャッチポールと共同で行っているドキュメンタリー写真プロジェクトである」