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ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードはキャリア初期に知らず知らずのうちにグレン・ティプトンを木材で殴ったことがある

2023/03/05 21:31掲載
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Rob Halford
Rob Halford
ジューダス・プリースト(Judas Priest)がブレイクする前のキャリア初期、ロブ・ハルフォード(Rob Halford)はライヴ会場で「銀色に塗られたダンボールの筒のようなもの」を見つけて、グレン・ティプトン(Glenn Tipton)に「ライヴ中にこれで殴るけど、ダンボールだから痛くないよ」と言う。ライヴ中、グレンを殴ると、彼はすぐに床に倒れてしまう。ロブは「本気で芝居してるんだ」と思い、何度も何度も彼を殴る。しかし、ロブが持っていたのはダンボールではなく同じような色・形の木材だった。

ロブはSPINのインタビューの中でこう話しています。

「プリーストが転換期を迎える前のことだけど、イギリスで大きなクラブで演奏していたとき、俺はいつも(ステージで)何かできること、ちょっと違うことを探していた。その会場は演劇クラブのような会場で、ステージの上に足場のようなものがあった。それを見てみると、ダンボールの筒にスプレーで銀色を塗ったようなものだった。俺はグレンに“ライヴ中にヴォーカルが休みのとき、この足場のようなダンボールで殴るから。どう反応してもいいけど、段ボールだから痛くないよ”と言い、彼は“OK、ハルフォードとの芝居が始まるんだな”と言った。

そして、夜になってその瞬間がやってきた。結論から言うと、そこにあった(足場のような)ものはすべてダンボールではなくて、中には丸い材木に銀色のスプレーをかけたようなものもあったんだ。

その瞬間が来て、当時はステージに立つといつもハイになっていて、気が狂いそうになっていた。最終的に俺は断酒に至るわけだけど、あの頃の俺はライヴの一部でとても支離滅裂な部分があった。

グレンを殴ったら、すぐに床に倒れてしまったので、“ああ、こいつ、本気でやってるんだ!”と思った。彼を何度も何度も何度も殴っているうちに、これは薄っぺらいダンボールの筒ではなく、4×4材のようなものだと気づいたんだ。彼はその週の残りの時間、黒と青のあざだらけだった。

ドラッグもアルコールも両方やることは音楽とは全く相性が良くなかった。特に、かなりレベルを上げようとしているときには、決して相性がいいとは言えない」