ロニー・ウッド「ジェフ・ベックはローリング・ストーンズに参加しても対処できなかっただろう」

ジェフ・ベック（Jeff Beck）は一時期、ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）に誘われたという噂がありましたが、ロニー・ウッド（Ronnie Wood）は英MOJO誌の新しいインタビューの中で、ベックはストーンズに参加しても彼らの「クレイジーなスケジュール」に対応することはできなかっただろうと話しています。

「彼はスケジュールについていけなかっただろうね。エリック・クラプトンが僕に“あのバンドに参加できたのに”と言ったことがある。僕は“そうだね、でもエリック、君は彼らと一緒に生きなければならないんだよ！”と言ったよ」

またウッドによればベックはスポットライトを浴びることを好まず、ストーンズが得意とする「シンプルなブルースとロックンロール」にも乗り気ではなかったという。

「スポットライトに関わることは何でも、“お前に任せる”と言って、彼はいなくなっちゃうんだ。それからジェフは、バディ・ガイが大好きだっただけに、シンプルなブルースとロックンロールのアプローチに満足しなかった。彼がヤン・ハマーと組んで実験的なジャズを始めたとき、僕たちはすでに別々の道を歩んでいたので、僕はそこから離れたんだ」