Mike Portnoy (Photo: Robert Smith)
元
ドリーム・シアター(Dream Theater)の
マイク・ポートノイ(Mike Portnoy)は、ドリーム・シアターを始めた頃はレコード会社と契約していなければ何もできなかったが、時代は大きく変わり、今は自分の音楽を世に出すためにレコード会社は必要ないと主張、「最近はソーシャルメディアがすべてだ」と話しています。
ポートノイは、Paltrocastの新しいインタビューの中で、「2023年、我々はレーベルを必要としない状況にあることに気付いた」と話しています。
「それが俺たちが今いるところだと思う。自分の音楽を世に送り出すのにレーベルは必要ない。ディストリビューター(流通業者)と広報担当者さえいれば、アートワークは自分で作ったり、一緒に仕事をしている人たちと一緒に作ったりすればいいし、最近ではソーシャルメディアがすべてだ。最近はソーシャルメディアが発達しているので、レーベルの多くはアルバムのプロモーションを俺たちアーティストに任せている。
レーベルもそうだし、コンサートプロモーターもそうだ。彼らは、自分たちで宣伝するよりも、アーティストのソーシャルメディアに頼って情報を発信している。俺たちも、そのような方向に進んでいると思う。正直なところ、それはとても新鮮だよ。俺たちが多くの作業をしなければならないというプレッシャーはあるけど、その分、恩恵を受けることができる。もうレーベルに翻弄されることはないんだ」
ドリーム・シアターを始めたばかりの頃と状況を比較して、ポートノイはこう語っています。
「ドリーム・シアターを始めた80年代から90年代にかけては、レコード会社と契約していなければ何もできない時代だった。レコーディング・スタジオに入り、アルバムを作り、ビデオを出すには、レコード会社がなければできなかった。
でも、時代は大きく変わった。今はYouTubeやInstagramのアカウントさえあれば、SpotifyやiTunesなどに自分の音楽を入れることができるし、自分の音楽を完全にコントロールすることができる。これは良いことだと思うよ」