
'Goonies' home up for sale in Astoria, Oregon
ボートが転覆して間一髪のところで沿岸警備隊に救助された米オレゴン州の男性。その2日前に映画『グーニーズ』の撮影で使われた家に「死んだ魚」を置いて指名手配されていた人物だった。救出劇がニュースで放映されて話題になった後、警察に多数の電話が寄せられて判明しています。
映画『グーニーズ』でマイキーの家族が住んでいたオレゴン州アストリア市の家では先日、奇妙な出来事が起こりました。
オレゴン州アストリアの警察は2月1日、『グーニーズ』で使われた家に男が死んだ魚を置いたという通報を受けたと発表。地元メディアは、家の監視カメラに、男が魚を玄関ポーチに置き、歩き去る前に携帯電話のビデオを撮っている姿が映っていると報じました。警察は、35歳のジェリコ・ラボンテと名乗るこの男を2日間にわたって捜索しましたが、行方はわかりませんでした。
2月3日の朝、沿岸警備隊は、コロンビア川の河口でボートを操縦している男性から救助信号を受信。2機のヘリコプターが到着し、レスキュースイマーが船に近づいたところで、波が船を襲い、船は転覆。男性は水中に投げ出され、レスキュースイマーが男性に手を伸ばし、2人はヘリコプターに吊り上げられ、救出に成功しました。沿岸警備隊は「間一髪での到着だった」とツイートしていました。
男性は病院に運ばれ、治療を受け、退院しましたが、警察によると、救助に当たった船はその日のうちに盗まれたものであることが判明。さらに「ほぼ同時刻に、複数の市民から、救助された人物がラボンテであると確認する電話があった」と、警察は述べています。警察は当日の夜にラボンテを逮捕しています。
■ニュース映像
■『グーニーズ』で使われた家に男が死んだ魚を置いたときの映像
■ジェリコ・ラボンテ自身が撮影した映像