60年代の米ドラマ『アダムス・ファミリー』のウェンズデー・アダムス役　リサ・ローリング死去

1960年代に米国で放送されたホラー・コメディドラマ『アダムズのお化け一家（アダムス・ファミリー）』に、子役としてウェンズデー・アダムス役で出演したことで知られるリサ・ローリング（Lisa Loring）が死去。ローリングの親友であるLaurie JacobsonがSNSで訃報を伝えています。64歳でした。

以下、Laurie Jacobsonの声明より

「とても悲しいことに、私たちの友人であるリサ・ローリングが亡くなりました。4日前、彼女は喫煙と高血圧によって引き起こされた大規模な脳卒中に見舞われました。彼女は3日間生命維持装置をつけていました。昨日、彼女の家族は生命維持装置を外すという難しい決断を下し、彼女は昨夜亡くなりました。彼女はポップカルチャーのタペストリーに組み込まれ、ウェンズデー・アダムスとして常に私たちの心の中にいます。

美しく、優しく、愛情深い母親であったリサのエンターテインメント界におけるレガシーは膨大なものです。そして、彼女の家族や友人にとってのレガシーは、豊かなユーモア、愛情、そして愛であり、私たちの記憶の中で長く残ることでしょう。RIP、リサ。 とても楽しかったよ」



リサ・ローリングは1958年2月にマーシャル諸島のクワジェリンで生まれる。本名はリサ・アン・デキャンセス。ローリングは、チャールズ・アダムスの漫画を初めて実写化した番組『アダムズのお化け一家（アダムス・ファミリー）』でウェンズデーを演じた。この番組は1964年から1966年までの2シーズンの間に64エピソードが制作された。1977年にはテレビ映画『alloween with the New Addams Family』で再びウェンズデーを演じた。以降にはこれといった代表作はないが、テレビ・映画などへの出演は続けていた。最後の女優としての出演は、2015年の映画『Doctor Spine』だった。