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ジェフ・ベックは70年代、ある女性がレッド・ツェッペリンと仕事をするのを手助けした 女性が逸話を語る

2023/01/14 18:59掲載
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Jeff Beck
Jeff Beck
ジェフ・ベック(Jeff Beck)は1970年代、ある女性がレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)と仕事をするのを手助けしました。女性が米ボストン・グローブ紙の新しいインタビューの中で、逸話を語っています。

この女性はユニティ・マクリーン。当時27歳だった彼女はCBSレコードで働いていましたが、1975年のある日、レコーディングスタジオに隣接するパブでの出会いが彼女の軌道を変えたという。

彼女はパブにいました。

「スタジオからみんな飲みに来ていて、ジェフ・ベックもいた。私はたまたま、“CBSで働くのにうんざりしているのよ、誰か雇ってくれませんか?”と言ったんです。死ぬほどの沈黙があったんだけど、ジェフが振り返って“何かあったら知らせるよ”と言ってくれました」

でも、彼女はこの話しは、それでおしまいだと思っていました。結局のところ、ロックスターが酒の席での偶然の出会いに応じる確率は、ほとんどないとマクリーンは考えていました。

もうベックからの連絡はないだろうと思った彼女は、黙々と仕事をしていました。しかし、パブでの出会いから約1週間後、動き出します。

「1週間後、ジェフの秘書から連絡があって驚きました」とマクリーンは振り返ります。秘書は「ジェフからあなたが仕事を探していると言われました」と言い、ベックからのアドバイスを伝えます。それは「ツェッペリンの気難しいマネージャー、ピーター・グラントに電話をかけろ」でした。「彼は人を探しています」と秘書は言い、「ジェフは自分の名前を使ってもいいと言っています」とも付け加えました。

そして、マクリーンは採用されました。

ベックの訃報を聞いたマクリーンは英デイリー・メールに「本当に悲しい」と語り、レッド・ツェッペリンの広報として仕事を得ることができたのは、ベックのおかげだったと話しています。