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元デュラン・デュランのアンディ・テイラー、癌との闘いを語る

2023/01/14 17:35掲載
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Andy Taylor
Andy Taylor
デュラン・デュラン(Duran Duran)アンディ・テイラー(Andy Taylor/61歳)は英TV番組の新しいインタビューの中で癌との闘いを語っています。アンディは、4年前にステージ4の前立腺癌と診断されたことを最近明らかにしています。

アンディが癌であることは、ロックの殿堂入りを果たしたデュラン・デュランがその式典で明らかにし、式典のスピーチでは、アンディが書いた手紙をサイモン・ル・ボンが代読していました。アンディはもともとこの式典に出席する予定でしたが、体調不良のため、欠席しています。

アンディは5 Newsのインタビューの中で、癌との闘いを語り、音楽と創造性がいかに彼の精神を高揚させたかを説明しています。

アンディによると、彼が56歳のとき、ジョギングをしていて「関節炎のような痛み」を感じたことがきっかけで、診断を受けたという。「そんな症状が出るようになったけど、それが何かは分からなかった」という。首にしこりができ、これは癌が転移したことを示す厄介なサインでした。検査の結果、最悪の事態が判明し、彼はこの病気を「死の宣告」と表現しています。また病気の程度を聞いたときを振り返り、「誰も心の準備ができない」と述べています。

癌との闘いでは、時間は貴重なものです。アンディは「1分が1時間のようで、1日が1週間のようなんだ。人生を最大限に楽しみたいと思っている。僕はとても幸運だった。夢を生きるという点で、僕はとても恵まれている」と述べています。

アンディは、病気がわかってから3枚のアルバムをレコーディングし、可能な限り演奏活動を続けています。

ギターを弾くことは、思いがけない効果をもたらしたという。アンディは「音楽を創るという楽観的な気持ちが、不治の病という悲観的な状況でも生きることができるようになって本当に助かった」と述べています。