
Flash-mob dance at Bristol funeral 'breaks tradition' - BBC
ある英国人女性の葬儀。親族や友人が女性を偲んでいる最中に4人のダンサーが
クイーン(Queen)の「Another One Bites The Dust」に合わせて踊りはじめる。突然のフラッシュモブに驚くが、これは亡くなった女性自身が、最後のお別れをするときにみんなが悲しんでしまわないようにと生前に企画したものだった。
BBCやThe Sunなどの英メディアによると、亡くなったのは、元バーテンダーでブリストルに住んでいたサンディ・ウッド(65歳)。彼女は1970年代から80年代にかけて、感染した血液を投与されてC型肝炎に感染した数万人のうちの一人でした。2022年9月に舌癌で亡くなっています。
フラッシュモブを実現するために協力した彼女の親友サム・ライヤルズは、こう話しています。
「彼女は唯一無二の存在でしたから、自分らしく生きることを世界に残してくれました。彼女は自分の葬儀をみんなに覚えていてほしいと思っていましたが、悲しい理由ではありません。彼女はもうここにいないので、誰もが悲しみ、嘆き悲しんでいますが、だからといって、彼女の最後の日がそのようなものである必要はありません」
サンディは生前1万ポンド(約160万円)をかけて、馬が引く霊柩車と、お気に入りのキラキラした靴を並べた特注の棺を用意していました。また、花柄の白い魔女がホウキに乗っているものも飾られていました。
親友のサムは、話を続けます。
「一番大変だったのは、それをやってくれるダンサーを見つけることでした。いろんな会社に電話をかけましたが、みんなやりたくないと言っていました」
その後、ダンスグループのFlaming Feathersが同意。グループのオーナーであるクレア・フィップスは「私たちは12年間ギグをやってるけど、葬儀は初めて」「いつもと違うことができて本当によかった」と話しています。
以下はBBCのニュース映像