フー・ファイターズ　「最も困難で悲劇的な年」を締めくくるメッセージ公開　もうすぐ会えることを約束するが「テイラーなしでは別のバンドになる」

フー・ファイターズ（Foo Fighters）は米国時間12月31日にメッセージを公開。テイラー・ホーキンス（Taylor Hawkins）の悲劇的な死から9ヶ月。バンドは2022年を「我々が知る限り最も困難で悲劇的な年」と表現しています。今後、誰がドラムを叩くのかについては言及されていませんが、フー・ファイターズは「もうすぐ」ファンに会えることを約束しています。その一方で「テイラーがいなければ、違うバンドになることは分かっている」とも書いています。

以下、声明より

「俺たちのバンドが知る限り最も困難で悲劇的な年に別れを告げるとき、俺たちは、俺たちが最も愛し、大切にしている人たち、そしてもう一緒にいない愛する人たちにどれだけ感謝しているかを思い知らされます。

フー・ファイターズは27年前、音楽の持つ癒しの力と人生の継続を表現するために結成されました。そして、この27年間、ファンの皆さんは世界的なコミュニティを築き、献身的なサポート体制によって、俺たち全員が最も困難な時期を共に乗り越えてきたのです。喜びと痛み、希望と恐怖を分かち合い、音楽を通して共に人生の合唱をする場所です。テイラーがいなければ、俺たちはこのようなバンドになることはなかったでしょう。そしてテイラーがいなければ、俺たちは今後別のバンドになることも分かっています。

また、ファンの皆さんは、テイラーが皆さんにとって意味深い存在であったのと同じように、テイラーにとっても意味深い存在であったことも知っています。そして、俺たちがあなたに再び会うとき、そしてもうすぐ会えるとき、彼は俺たち全員と一緒に毎晩精神的にそこにいるのだということを俺たちは知っています」

pic.twitter.com/IcYduS7ZY4

— Foo Fighters (@foofighters) December 31, 2022