ビートルズ(The Beatles)のドキュメンタリー・シリーズ『ザ・ビートルズ・アンソロジー』や「Real Love」のミュージックビデオを共同で監督し、また
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)のいくつかのプロジェクトを手掛けた、英国の映画監督ジェフ・ウォンフォー(Geoff Wonfor)が死去。73歳でした。
ボブ・スミートンと共同で監督した『ザ・ビートルズ・アンソロジー』は1997年のグラミー賞で最優秀長編ミュージックビデオ賞を受賞した。
ウォンフォーは、マッカートニーのミュージックビデオ(「In the World Tonight」と「Young Boy」)や、ビートルズが初期のライヴを行ったリバプールの会場キャヴァーン・クラブでのマッカートニーのコンサートビデオも監督した。
また、ジョン・レノンが生前に録音したデモテープを基に、残った3人のメンバーによって手が加えられ、1996年にビートルズの“新曲”として発表された「Real Love」のミュージックビデオをケヴィン・ゴドレイと共に監督した。
この他、イギリスのチャリティーソング「Do They Know Its Christmas?」の再レコーディングを追った2004年の音楽ビデオ「Band Aid 20」なども手がけた。