SankeiNews - ギターの音色 奏でる森を にほんの村 西興部村 (c)産経新聞
年間約2万本のギターのボディーを生産する北海道の「オホーツク楽器工業」を特集した映像『ギターの音色 奏でる森を にほんの村 西興部村』を、産経新聞の公式YouTubeチャンネル「SankeiNews」が公開しています。
■『ギターの音色 奏でる森を にほんの村 西興部村』
北海道西興部村。道東に位置し、9割は森林が占める。かつては林業が盛んだったが、今は酪農が中心の村だ。ただ、ここには、どこにもない特長がある。道内外から、ギター好きが集まってくるのだ。
その理由は、村が歩んだ歴史にある。かつて、ここには、豊かな森から切り出された木を加工する木工所があった。さまざまな製品の一つとして、エレキギター用の原板もあった。ところが、昭和年に木材不況で倒産した。
従業員らの雇用対策や技術継承の目的で村などが公社を設立。現在の第3セクター「オホーツク楽器工業」として再興する。ギターの製造は生き残った。乾燥した気候や木工技術、塗装の丁寧さが評価され、今や年間約2万本のギターのボディーを生産するまでに成長した。