Pantera - Philip H. Anselmo, Rex Brown, Zakk Wylde, Charlie Benante
今夏、
フィル・アンセルモ(Philip H. Anselmo)と
レックス・ブラウン(Rex Brown)は
パンテラ(Pantera)名義でツアーに出ることを発表しました。これは完全なオフィシャルなパンテラなのか?トリビュート・イベントなのか? このツアーに
アンスラックス(Anthrax)の
チャーリー・ベナンテ(Charlie Benante)と共に参加するギタリストの
ザック・ワイルド(Zakk Wylde)はUltimate-Guitar.Comの新しいインタビューの中で「もちろん、パンテラじゃないさ(笑)」「これはただの友達の集まりで、仲間を称えるということなんだ」と話しています。
同じインタビューの中でザックは、今度のパンテラ・ツアーに向けて練習やリハーサルを始めたかどうかについてこう話しています。
「ただ座って取り組んでいるだけだよ。(ブラック・サバス・トリビュート・バンドの)ザック・サバスをやるときは、座って(トニー)アイオミのパートを全部覚えなければならない。ダイム(ダイムバッグ・ダレル)のパートを全部覚えるなんて、曲だけでも、彼が選んだコードだけでも、俺には絶対にできないよ」
このツアーはどのようにして実現したのかについて聞かれたザックはこう話しています。
「この件については、いつも噂になっていた。俺はいつも“あいつら次第だ”と言っていたよ。俺はいつも、ミッチ・ミッチェルとノエル・レディングがエリック・クラプトンに電話をかけたようなものだと言っている。エリックとジミ(ヘンドリックス)は友達だから“エリック、みんなで集まってジミに敬意を表しに行こうぜ。ジミの曲を歌ったり演奏したりしてくれないか?” もちろん、エリックはそうするさ。つまり、彼の仲間だ。もちろん、俺もやるよ。
“ザック、やってくれる?”と聞かれたら、“もちろんやるさ”と言うよ。でも、それを決めるのは俺じゃなくて、みんななんだ。昔、ヴィニー(ポール)と話し合ったことがあったけど、ヴィニーが亡くなってからは何も起こらないだろうと思っていた。ある晩、フィルから電話がかかってきて、“ザック、俺とレックスは、君がダイムに敬意を表してくれたら本当に嬉しいんだ”と言われたのを覚えているよ。
俺は“もちろんだよ、みんな。俺はいつもダイムや君たちの功績を称えるためにここにいるんだ”と言った。これはただの友達の集まりで、仲間を称えるということなんだ、わかるだろ?」
「ある人が“これはパンテラじゃない!”と言っていたのがとても面白かった。もちろん、パンテラじゃないさ(笑)。フィルとレックス、そして彼らの仲間2人が集まって、ダイム、ヴィニー、そして彼らの功績を称えるんだ。パンテラと彼らが征服したすべての山々を称えるものなんだよ。それが俺の見方だ」