ロッド・スチュワート(Rod Stewart)は、ウクライナから英国に避難してきた7人家族のために家を借り、家具を揃え、そして少なくとも1年間は家賃や必要経費を支払うと約束しています。
ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻をニュースで見るたびに心を痛めていたロッドは「我々が見ているものを言葉では言い表せない」「罪のない子供たちが爆撃され、病院や遊び場が爆撃された。他のみんなと同じように、僕たちは完全に我を忘れた。こんなことは誰にも望まない。これは悪だ。純然たる悪だ」と英デイリー・ミラー紙に語っています。
同紙によると、ロッドは現在、ウクライナ人のRostylsavとOlena夫妻と17歳から2歳までの5人の子どもたちを支援しており、英バークシャーにある家の家賃や必要経費を少なくとも1年間は支払っているという。
英語をまったく話せないまま英国にやってきた一家について、ロッドは「素敵で...とても礼儀正しく」「みんなとても感謝している」と語っています。
ナイトの爵位を持つロッドは、その力を他人を助けるために使いたいと話しています。
「僕は普段、慈善活動には静かに取り組んでいる。でも、“僕はナイトだ。僕がこの爵位を与えられたのは、僕の人生で成し遂げたことと、長年にわたって行ってきた慈善活動のおかげだ”と考えたんだ。それは過去のことで、今は何かをしているところを見られたい。僕はナイトなのだから、力を使って人のために何かしなければならないんだ。僕がやっていることを見ている人たちがいれば、きっとその人たちも何かをしてくれるはずだよ」
ロッドはまた、難民のための物資を満載したトラック3台を雇い、ウクライナの国境まで行って物資を届け、その後、同じ車を使って16人をベルリンの安全な場所に運んだという。ロッドは、自分も行こうと思ったそうですが、77歳という年齢を考えて辞退したと話しています。
ウクライナ人のRostylsavとOlena夫妻は、この16人の難民とは別に、はるばる英国までやってきました。夫妻は声明で次のように述べています。
「ロッド・スチュワート卿、ウォーレン・キャディ、彼の両親とその家族のオープンさと純粋で大きな心に感謝します。彼らの後援とウォーレンの努力のおかげで、私たちの子どもたちは今、安全で、学校で普通に学ぶことができます」