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オールマン・ブラザーズ・バンド 公式ライヴアルバム『Syria Mosque: Pittsburgh, PA January 17, 1971』発売

2022/10/07 22:08掲載
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The Allman Brothers Band / Syria Mosque: Pittsburgh, PA January 17, 1971
The Allman Brothers Band / Syria Mosque: Pittsburgh, PA January 17, 1971
オールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)は、長らくブートレグとしてファンの間で出回っていたライヴ音源を今回初めて正式にリリースします。バンドのサウンドボードから直接録音され、新たにリマスター/修復されたオフィシャル・ライヴ・アルバム『Syria Mosque: Pittsburgh, PA January 17, 1971』が海外で10月28日に発売されます。リリース元はALLMAN BROTHERS BAND RECORDING COMPANY。

以下、プレスリリースより

「1971年1月17日までに、オールマン・ブラザーズ・バンドは、結成から22ヶ月という短い期間とは思えないほどのサウンドと評判を確立していた。1970年に300回の公演を行った後、バンドは71年の幕開けとしてジョージア、ノースカロライナ、テネシーを巡り、その後北上して初めてピッツバーグで公演を行った。会場は、1916年に建設され、ピッツバーグ交響楽団の本拠地となった由緒ある劇場シリア・モスクだった(3,700席)。シリア・モスクでは、ザ・フー、ピンク・フロイド、ザ・バンド、ディープ・パープル、イエスなど数多くのロックバンドがステージを飾り、1月17日にはオールマンズが1971年に2回行った公演のうちの1回目を行った。

ABBファンの間では長年カセットテープとして、また時にはブートレグのCDやレコード盤として出回っていたこの録音が、今回初めて正式にリリースされることになった。しかし、そこにも興味深い話がある。バンドは9ヶ月後の10月15日にシリア・モスクに戻り、1971年10月29日に早すぎる死を迎えるデュアン・オールマンの最後から3番目のライヴを行った。この1月17日と10月15日の公演は1990年代にABBのテープ・トレーディング・コミュニティの間で出回り、10月15日のテープは何度もデュアンの最後の公演と誤認され、中にはシリア・モスクの公演日が間違って入れ替わったものもあった。いずれにせよ、今回のリリースで混乱はすべて解消されたのである。このバンド公認の公式リリースは1月17日のものであり、2020年に登場した『The Final Note』を手に取れば、1971年10月17日ボルチモア近郊のPainters Mill Music Fairでのデュアンの最後のライヴを聴くことができるのだ」

■『Syria Mosque: Pittsburgh, PA January 17, 1971』

1. Statesboro Blues
2. Trouble No More
3. Don’t Keep Me Wonderin’
4. In Memory of Elizabeth Reed
5. Midnight Rider
6. You Don’t Love Me
7. Whipping Post