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デヴィッド・ボウイが亡くなった後 赤ちゃんの名前に「ジギー」「ボウイ」と名付ける件数が増える 英国家統計局発表

2022/10/06 13:51掲載
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David Bowie
David Bowie
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が2016年に亡くなった後、ボウイにインスパイアされた赤ちゃんの名前が増えていることが、英国家統計局(ONS)が発表したデータで明らかにされています。

英国家統計局によると、イングランドとウェールズにて、出生時に、1972年アルバム『ジギー・スターダスト(原題:The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)』にちなんだ「ジギー」という名前で登録された男の子の数は、2016年から2021年の間に49人から136人に増加しました。また「ボウイ」という名前の男の子の登録者数は、同期間に35人から78人に増加しています。

また英国家統計局によると、ジョージ・エズラとメイベルの近年の成功も、赤ちゃんの名前の人気に変化をもたらしたようです。2021年に「エズラ(Ezra)」と名付けられた男の子の赤ちゃんは、10年前と比較して14倍もいました。「メイベル(Mabel)」という名前の女の子の赤ちゃんの数も、2018年と2020年の大幅な増加に続き、2021年には885人もいました。

また、最近のスター・ウォーズ映画の成功も影響しているかもしれないという。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開後、同映画でアダム・ドライバーが演じたカイロ・レンにちなんで「カイロ」という名前の新生児の数は2016年に5倍以上増えて54人になりました。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』後の2020年には、その数は189人にまで増えています。また、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にも登場したランド・カルリジアンにちなんでか「ランド」も増えており、2019年の13人から2021年は74人と5倍以上増えています。さらに「スター・ウォーズ」続三部作(シークエル・トリロジー)に登場したフィン(ジョン・ボイエガ)も同様で、「フィン」と名付けられた男の子の赤ちゃんは2015年は512件でしたが、2021年には788件に増えています。

このほか、キム・カーダシアンとカニエ・ウェストの息子の名前である「セイント」なども近年増えている名前だという。