マイケル・ジャクソン『Thriller』40周年記念　オフィシャル・メイキング・ドキュメンタリー制作中

マイケル・ジャクソン（Michael Jackson）が1982年にリリースしたアルバム『Thriller』。ソニー・ミュージックエンタテインメントとマイケルのエステートは、『Thriller』の発売40周年を記念して、オフィシャル・メイキング・ドキュメンタリーを制作していることを発表。

監督はジャーナリスト、音楽史家、映画監督であるネルソン・ジョージ。ネルソンは1983年にはマイケルの非公認伝記『The Michael Jackson Story』も出版しています。

この映画は、アルバムの制作と、このアルバムから派生し、ミュージックビデオを再定義したショートフィルムを中心に構成される予定です。また『Thriller』関する未公開映像やインタビューなども含まれる予定です。

まだタイトルのないこのドキュメンタリーは、このアルバムがいかにしてマイケルを大スターの座に押し上げ、音楽、テレビ、ダンス、ファッションなどの世界に影響を与え続けるポップカルチャー現象を作り出したかに焦点を当てています。

監督のネルソンは声明で「『Thriller』のリリースにより、マイケル・ジャクソンはティーン・スターから大人のスーパースターになり、記憶に残る曲を作り、美しく歌い、ステージ・パフォーマンスも最高レベルに達しました。このアルバムと、それにインスパイアされたショートフィルムは、音楽とイメージを結びつけるための新しいテンプレートを生み出しました。この特別なアルバムを探求し、その魔法を再訪することができて光栄でした」と述べています。

マイケル・ジャクソン・エステートの共同執行者であるジョン・ブランカとジョン・マクレーンは、「マイケルは『Thriller』で感情の深淵を開き、探求し、音の革新の境界を押し広げました。その過程で、彼は音楽業界の破壊的な壁を破り、彼の音楽を通じて文字通り世界を一つにしました。この地球上でマイケル・ジャクソンの音楽に興奮しない場所はないでしょう。このドキュメンタリーは、マイケルのプロセスと影響を探求しており、啓示的な内容となっています」と述べています。