Jimi Hendrix Early 1960s Japanese Electric Guitar
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)が1960年代前半から中期にかけて使用した日本製エレキギターが再びオークションに出品されています。このギターは2020年に出品され、18万ドル(約1900万円/手数料を含めると21万6千ドル/約2290万円)で落札されたと報じられましたが、米Guitar World誌によると、最低落札価格に届かなかったようで、今回2度目の出品となったそうです。
GWSオークションによると、競売にかけられたのは、ヘッドストックにブランド名のない1960年代初期の日本製サンバースト・エレキギター。ジミ・ヘンドリックスの弟レオン・ヘンドリックスによると、ジミヘンが1962年にアメリカ陸軍を除隊した直後に演奏し始めたという。
以下、GWSオークションの説明より
「(アメリカ陸軍の基地)フォート・キャンベルを去った後、ジミはテネシー州クラークスビルに移り、しばらくの間、ウィルソン・ピケット、サム・クック、アイク&ティナ・ターナー、ジャッキー・ウィルソンなどと一緒にチトリン・サーキット(アメリカ南部を横断しながらライヴ巡業)で演奏した後、1964年初頭にニューヨークのハーレムに移り、1966年後半までCafe Wha やCheetah Clubなどで演奏していたようです。このギターはよく手入れされているようで、オリジナルの状態を維持するために弦は張られていません。ジミは1966年の終わりにロンドンに移り、このギターを親友の一人であるMike Quashieのアパートに置いていきました」
このギターにはQuashieの署名入り証明書と、このギターを入手したコレクターが生前のMike Quashieと話した内容が添付されており、また、オリジナルケースと、このギターが父親からジミヘンに贈られたことを記した3通目の出所証明書も含まれています。
以下はレオン・ヘンドリックスのビデオインタビュー
■オークション・ページ
https://bid.gwsauctions.com/auction/124/item/jimi-hendrix-early-1960s-japanese-electric-guitar-24672/