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ビートルズのインド滞在期に迫るドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』本編映像公開

2022/09/20 12:34掲載
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ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド (c)B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved
ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド (c)B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved
ビートルズ(The Beatles)のインド滞在期に迫るドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』の本編クリップ映像公開。

以下インフォメーションより

サルツマン監督がアシュラムで撮影した、4人がマハリシと共に座禅を組んだ記念写真を使用した日本だけの新たなポスターが完成し初披露された。あわせて、ジョンがインド滞在中に作ったハンターを歌った曲にまつわる本編映像が解禁された。

名盤『ホワイト・アルバム』に収録されている一曲「コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル」は、母と虎狩りに出かけるバンガロウ・ビルを皮肉った歌だ。当時、リシケシュに滞在していたナンシー・クックとその息子リッキ・クックが虎狩りにいったエピソードを聞き、無意味な殺生を嫌ったジョン・レノンが反感を込めて作った曲である。本編には、なんとこのリッキ・クック本人が登場し、アシュラムに滞在していたジョン・レノンやマハリシの反応を語り、現在に至る経緯を告白する衝撃の内容となっている。
波間から始まる映像は、リッキ・クックが暮らす自然豊かなハワイの自宅へとフォーカスしていく。穏やかな表情で語り始めたクックは、「木に登って隠れていると突然ゾウが大きな音を立てて歩いていくのが聞こえた。続いてサルやマングースなどジャングルの小動物たちが一斉に飛び出してきた」と当時を振り返る。狩りをするクックと家族の前に現れたのはジャングルの王者だった。「トラが来ていたんだ。すぐにトラが姿を現し気づくと引き金を引いていた。照準器から見たトラの毛色を覚えている」と、突然現れた虎に反射的に引き金を引いたという。

母が慌ててマハリシに報告へ行くと、そこにはジョンも居合わせていた。彼女の話を聞いたジョンは「ひどい それは殺生だ」とゾッとした様子で口にしたと明かす。いつも温厚なマハリシもこの時ばかりは顔をこわばらせ、「殺生は、殺生だ」と怒りを露わにした。彼はこの事件の後、ライフルに触れることをやめ、ナショナルジオグラフィックのカメラマンとなり、動物写真を通じて自然を守る活動を続けることになったという。本編では、ことの経緯を知るジョージの元妻パティ・ボイドが、クックと会えたことは素晴らしいと語るシーンも要チェックだ。



本作は9月23日(金・祝)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国公開。

『ホワイト・アルバム』が生まれたインド滞在時に、バンドと共に過ごしたカナダの映像作家ポール・サルツマンが監督を務めています。

サルツマンは1968年、失恋の傷を癒やすために、北インドのガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)を訪れます。そこで彼が出会ったのは、ビートルズのジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター。サルツマンは、ビートルズとともに瞑想を学びながら過ごした8日間をカメラに収めました。それから50年、サルツマンはビートルズ研究の第一人者である歴史家マーク・ルイソンとともに、インドを再訪します。

製作総指揮はデヴィッド・リンチ(David Lynch)、ナレーションはモーガン・フリーマンが担当しています。

以下は以前に公開された映像

本編クリップ映像


日本版予告編映像
■『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
9月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺、新宿バルト9ほか全国順次ロードショー

監督・脚本・製作:ポール・サルツマン ナレーション:モーガン・フリーマン 製作総指揮:デヴィッド・リンチ
出演:デヴィッド・リンチ、パティ・ボイド、ジェニー・ボイド、マーク・ルイソン、ルイス・ラファム、ローレンス・ローゼンタール、リッキ・クック、ハリプラサード・チョウラシア、
デヴィアニ・サルツマン 2020 年/カナダ/英語/79 分/カラー/1.78:1/5.1ch
原題:Meeting The Beatles in India 字幕:大西公子 字幕監修:藤本国彦 配給:ミモザフィルムズ

(c)B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved