HOME > ニュース >

ビョーク 自身のアルバムを1枚ずつを深く掘り下げる新しいポッドキャスト番組を9月から開始

2022/08/26 15:28掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Björk / Fossora
Björk / Fossora
ビョーク(Björk)は自身のアルバムを1枚ずつを深く掘り下げる新しいポッドキャスト番組『Björk: Sonic Symbolism』の始動を発表。9月1日に『Debut』『Post』『Homogenic』をそれぞれ語る3つのエピソードで始まり、10月13日まで毎週木曜日に新しいエピソードが配信されます。10枚のアルバムを紹介すると発表されており、10作目は新アルバム『Fossora』となる模様。『Fossora』は現時点ではリリース日が明らかにされていませんが、10月13日までにリリースされるのかもしれません。なお『Fossora』からのファーストシングルは「Atopos」で近日中に公開予定です。

『Björk: Sonic Symbolism』の各エピソードでビョークは哲学者・作家のOddny Eirと音楽学者のAsmundur Jonssonとともに「これまで語られることのなかった物語」を共有するという。

ビョークは予告編オーディオの中で、こう話しています

「自分のアルバムの音楽の違いについて聞かれたとき、視覚的なショートカットを使うのが一番手っ取り早いと思います。私のアルバム・ジャケットは、ほとんど自作のタロットカードのようなものなのです。表の画像は単なる視覚的な瞬間のように見えるかもしれませんが、私にとっては単純にその音を描写しています。色調やテキスタイルの質感、持っているものや姿勢で表現しようとしているし、その角度で世界との関係もわかります。また、口元の感情で、アルバム全体の雰囲気を共有しようとしています。ある種の音の象徴と呼べるかもしれません。私たちの多くは、人生の中でだいたい3年くらいの時間がかかるものを経験しますが、アルバムや映画を作るのにも、このくらいの時間がかかるのは偶然ではありません。このポッドキャストは、それぞれのフェーズでどのような気分、音色、テンポが振動していたかを捉えるための実験なのです」