スウェード　新アルバム『Autofiction』と同名の新しいショートフィルム公開

スウェード（Suede）は、4年ぶりとなる新アルバム『Autofiction』と同名の新しいショートフィルム（約18分）を、バンドのYouTubeチャンネルで公開しています。

Katie Lambertが監督と脚本を手がけたこのフィルムは、Noah GranvilleとHannah Higtonが「極めて重要な感情の岐路に立つ2人の主人公」を演じ、スウェードの楽曲「She Still Leads Me On」と「15 Again」をフィーチャーしています。

プレスリリースには「この作品は、人間関係における記憶、認識された真実、コミュニケーション、不安の複雑さを探求しています。スウェードのニューアルバム『Autofiction』の核となるテーマで、そのタイトルが示すように、ブレット・アンダーソンのこれまでで最も個人的なアルバムの1つです」と書かれています。



アルバムは9月16日発売。リリース元はBMG。

スタジオ・アルバムのリリースは2018年の『The Blue Hour』以来。通算9作目。

新作はフロントマンのブレット・アンダーソン（Brett Anderson）自身の言葉を借りれば“僕らのパンク・レコード”だという。

全11曲からなるこのアルバムは、ちょうど30年前にリリースされたバンドのデビュー・シングル「The Drowners」のプロデューサーを務めた長年のコラボレーター、エド・ビュラーによるプロデュースで、バンドは「ルーツに戻り」、ノースロンドンのKonkスタジオでレコーディングスタジオで作業を行っています。

ブレット・アンダーソンは新作について、次のように語っています。

「『Autofiction』は僕らのパンクのレコードだ。口笛もベルもない。僕ら5人が部屋にいて、不具合や失敗をすべて明らかにし、バンド自身がその原始的な混乱をすべてさらけ出しただけなんだ。『Autofiction』には自然な新鮮さがあり、それは僕らがいたい場所なんだよ」

またベーシストのマット・オズマンは、「リハーサルと作曲をしているとき、まさに肉体的な興奮を味わうことができたよ。命がけで頑張るようなものさ」と語っています。

以下は以前に公開された音源・映像

新曲「15 Again」


最新シングル「She Still Leads Me On」のオフィシャル・スタジオ・パフォーマンス映像


「She Still Leads Me On」

■『Autofiction』

1.She Still Leads Me On
2.Personality Disorder
3.15 Again
4.The Only Way I Can Love You
5.That Boy on the Stage
6.Drive Myself Home
7.Black Ice
8.Shadow Self
9.It’s Always the Quiet Ones
10.What am I Without You?
11.Turn off Your Brain and Yell