英バーミンガムの国会議員7人は、エリザベス女王に嘆願書を提出し、地元のヒーローである
ブラック・サバス(Black Sabbath)の音楽への貢献を称えてほしいと要請しました。
女王への嘆願書は、労働党の国会議員であるカリッド・マムードによって作られ、労働党のジェス・フィリップス、保守党のゲリー・サンブルックなど、さまざまな議員によって支持されています。
以下、嘆願書より
「女王様
このような手紙を書くことをお許しください。我々、以下に署名した臣民は、1968年にギタリストのトニー・アイオミ、ドラマーのビル・ワード、ベーシストのギーザー・バトラー、ヴォーカリストのオジー・オズボーンによってバーミンガムで結成されたロックグループ、ブラック・サバスに名誉を授与することを謹んでお願いするものです。
彼らはしばしば、ヘヴィメタル音楽のパイオニアとして引き合いに出されます。バンドはBlack Sabbath(1970年)、Paranoid(1970年)、Master Of Reality(1971年)などのリリースでこのジャンルを確立するのに貢献しました。
私の選挙区であるバーミンガム・ペリー・バーで行われたコモンウェルスゲームズ(※イギリス連邦に属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会)の閉会式の後、ブラック・サバスの音楽とバーミンガム市への貢献で認めて欲しいという要望が殺到しました。コモンウェルスゲームズの閉会式でサプライズ演奏したことでもわかるように、彼らは世界的に有名でありながら、バーミンガムとの強い絆を持ち続けているのです。
この要請は、通常の王室の栄誉を求める手続きとは異なるものであることは承知しています。しかし、この特別な機会には、この特別な音楽家のグループが特別に評価されるに値すると我々は思っています。このバンドの音楽への貢献は、通常のプロセスでは見過ごされてきたように思います。
バーミンガムで生まれ、バーミンガム、英国、英連邦全体だけでなく、おそらく世界を楽しませたこの素晴らしい画期的な音楽家たちの偉大な貢献を認めるために、陛下の直接の介入と支援を求めます」
エリザベス女王は、この請願書に対してまだ公式に回答していません。