ジョン・ケイル、70年代にデヴィッド・ボウイと過ごした時間を描いた新曲「Night Crawling」のアニメMV公開

ジョン・ケイル（John Cale）の新曲は、彼が1970年代にニューヨークでデヴィッド・ボウイ（David Bowie）と過ごした時間を参考に書かれた楽曲。タイトルは「Night Crawling」。ボウイとの友情をアニメーションで描いたミュージックビデオが公開されています。この曲はまだ発表されていないニューアルバムにも収録される予定です。

ジョン・ケイルは声明の中で、こう語っています。

「この2年間は地獄のような日々だったけど、ようやくこれからのことを垣間見ることができて嬉しい。

70年代半ばから後半にかけて、デヴィッドと僕はニューヨークで偶然出会ったことがあった。仕事をしようという話もたくさんあったんだけど、曲を作るどころか、何も考えられなくなるまで、街を遊び回ったこともあった。ある夜、ベネフィット・コンサートで会うことができ、そこで僕は彼にヴィオラのパートを教え、一緒に演奏した。

“Night Crawling”を書いたとき、それは特定の時代を振り返るような瞬間だった。ニューヨーク市は、芸術を安全に保つのに十分強く、面白く保つのに十分危険な存在だった。もう一度二人でレコーディングをしたいとずっと思っていた。今度は常に頭から離れないという干渉を受けずにね! 音楽を創るということは、現実には論理的に不可能だと言われていることでも、考えや感情を占うことができる能力なんだ」