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アンスラックスのスコット・イアン「ロニー・ジェイムス・ディオはこれまでに出会った中で最も素敵な人だった」

2022/07/11 20:54掲載
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Ronnie James Dio with Tom Morello and Scott Ian
Ronnie James Dio with Tom Morello and Scott Ian
アンスラックス(Anthrax)スコット・イアン(Scott Ian)は、バンド結成間もない無名時代にロニー・ジェイムス・ディオ(Ronnie James Dio)に挨拶をしました。その後、アンスラックスが成功を収めた後、再びディオに挨拶すると、ディオはイアンのことを覚えていて「忘れるわけがないじゃないか。君たちが成功したのはいいことだ」と話してくれたという。イアンは「これまでに出会った中で最も素敵な人だった」と、英Metal Hammerのインタビューの中で振り返っています。

「私が初めてロニーに会ったのは1982年、彼がブラック・サバスに在籍していた時だ。サバスは『Mob Rules』のツアーでニュージャージーのメドウランズで演奏していて、その夜のライヴの後、すぐに彼に会うことができたんだ。俺たちは1年ほど前にアンスラックスを始めていたから、“俺はアンスラックスというバンドを結成して、アルバムを作るつもりなんです”って言ったんだ。彼は俺が誰だか知らないにもかかわらず、本当にフレンドリーで礼儀正しかったよ」

その後、成功したアンスラックスは1987年に英ドニントンパークで開催されたフェスティバル<Monsters Of Rock>にディオと共に出演しました。

「ドニントンのバックステージでロニーが立っているのを見て“おお、ロニー・ジェイムス・ディオだ”って思ったんだ。それで、彼のところに行って話を始めたんだ。彼は俺を見て、“『Mob Rules』のツアーのとき、ニュージャージーのメドウランズで、ライヴの後だったね”と言ったんだ。俺は“覚えてるの?”と聞くと、彼は“そうだよ、君のバンド、アンスラックスのことを話してくれたじゃないか、忘れるわけがないじゃないか。君たちが成功したのはいいことだ”と話してくれたんだ。

ステージに上がる前から、エネルギーが俺の中にあふれていた。ロニーが俺と会ったことを覚えていてくれていて、バンドの名前も覚えてくれていた。彼は、これまでに出会った中で最も素敵な人だったよ」