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ジョー・ペリー「エアロスミスはアーカイブ音源・映像をかなり持っているので、今後数年かけて様々なフォーマットでリリースしたい」

2022/06/29 14:57掲載
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Aerosmith
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エアロスミス(Aerosmith)ジョー・ペリー(Joe Perry)によると、エアロスミスには70年代まで遡るアーカイブ音源・映像がかなりあるそうで、今後数年の間に様々なフォーマットでリリースしたいとUltimate Classic Rockのインタビューの中で話しています。

エアロスミスは最近、バンド結成の翌年1971年にリハーサル・ルームで録音した未発表パフォーマンス音源を収めたアルバム『The Road Starts Hear』をリリースしました。

ペリーによると、この音源の他にも、たくさんのアーカイブがあるという。

「“Dream On”のような曲の場合、レコードに収録されたテイクの他に、何らかの理由で使用しないことにしたテイクが2つか3つはあったはず」「ファンとしては、もし僕が(レッド・ツェッペリンの)“Heartbreaker”を聴いて、その別テイクをあの(同じ)スタジオ・クオリティで聴けるんだったら、それを聴きたくなるね」

ペリーは、エアロスミスの新しいスタジオ・アルバムの代わりに、このアーカイブ音源が登場する可能性があると言っています。

「“俺らは別のアルバムを書く必要があるのだろうか?”と考えていたんだ。それから考え始めたんだよ。遡ってみると、これらの曲にはすべて別のテイクがあり、それぞれ違った魅力がある。そういうものはたくさんあるし、いくつかの曲のリハーサル・テープもある。(80年代半ばに)戻ってからずっと、俺たちはすべてライヴを録音しているしね。ライヴは何度もやってきた。たくさんの音源、たくさんの映像があり、さらにたくさんのものを発見している。ビデオも含めてすべてのものを調べ、カタログ化するのに3年ぐらいかかったと思うよ」

その中には70年代半ばのパフォーマンス映像もあるようです。

「70年代に戻ると、人々はカメラ付き携帯電話を持っていなかったので、ビデオを見つけるのはかなり難しくなるんだけど、でも驚くほど多くのビデオが作られ、集められているんだ。そのほとんどは、当時、レコード会社が毎年集まって、どんな新作が出るかを見せるときに、プロモーション用に使っていたものなんだ。彼らはバンドやパフォーマーのビデオを撮影していた。日の目を見なかったものがたくさん隠されているんだよ」

ペリーは今後のリリース・スケジュール計画についても話しています。

「(エアロスミスは)今後2、3年かけて、10年ごとに異なるフォーマットでこれらの作品をリリースすることを検討している。たくさんのものがある。同時に、俺らはまだツアーを続けているから、ただ座って自分たちの博物館をキュレーションしているわけではない。これは俺らの歴史の一部であり、俺らはまだ外に出て歴史を作り続けているんだよ」