HOME > ニュース >

ポール・マッカートニー ウクライナの惨状を考えて「Back in the U.S.S.R.」を当面の間すべて公演から外す

2022/06/18 18:38掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Paul McCartney was pictured holding a Ukraine flag in Spokane on the first leg of his 'Got Back' tour
Paul McCartney was pictured holding a Ukraine flag in Spokane on the first leg of his 'Got Back' tour
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)のコンサートでは当面の間、ビートルズ(The Beatles)「Back in the U.S.S.R.」がセットリストから外されることになるという。英デイリー・ミラー紙が関係者からの話として、ウクライナの惨状を考えて、ポールが当面の間、全公演から外すことを決断したという。

海外のセットリストサイトsetlist.fmによると、「Back in the U.S.S.R.」は「Let It Be」「Hey Jude」「Band on the Run」「Live and Let Die」「Lady Madonna」に次いで6番目によく演奏されている楽曲です。1989年までさかのぼるポールの過去のソロ・ツアーのすべてで演奏されてきました。

しかし、同紙によると、来週土曜日のグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライン・パフォーマンスを含め、当面の間、彼のすべてのライヴから外されることになるという。

ある関係者はこう語っています。

「この曲は多くの観客に愛されていますが、ウクライナの惨状を考えると、ポールが決断は下すのは簡単なことでした。ロシアについて陽気なロックンロールを歌うことは道義に反するものだろう。ロシアの手によって多くの人が残酷に虐殺されているときに、ポールは良心を込めてその歌詞を歌うことができなかったのです」

setlist.fmによると、ポールは「Back in the U.S.S.R.」は2019年6月13日のロサンゼルス公演を最後に演奏していません。

ポールは、現在行う米国ツアー中、ステージ上でウクライナの国旗を振っていました。