シンプル・マインズ　4年ぶりの新アルバム『Direction Of The Heart』発売　1曲試聴可

シンプル・マインズ（Simple Minds）は4年ぶりの新アルバム『Direction Of The Heart』を海外で10月21日発売。リリース元はBMG。

スタジオ・アルバムのリリースは2018年の『Walk Between Worlds』以来。通算18作目。

『Direction Of The Heart』のほとんどの曲は、ジム・カー（Jim Kerr）とチャーリー・バーチルが住んでいるシチリアで制作されました。検疫の関係でイギリスには来られず、アルバムはハンブルグのカメレオン・スタジオでレコーディングされました。プロデュースにはジェフ・ベックやエコー&ザ・バニーメンなどを手がけたアンディ・ライトと、ビル・ワイマンやシンプリー・レッドなどのギャヴィン・ゴールドバーグが協力しています。

アルバムには、スパークス（Sparks）のシンガーであるラッセル・メイル（Russell Mael）がゲスト参加した「Human Traffic」や、カリフォルニアのニューウェイブバンド、ザ・コール（The Call）の1983年のデビューシングル「The Walls Came Down」のカヴァーなども収録されます。

このアルバムからのファースト・シングル「Vision Thing」が聴けます。ギタリストのチャーリー・バーチルが作曲し、バンドのフロントマンであるジム・カーが歌詞を書いたこの曲は、カーの「最高の仲間」であり、2019年に他界した亡き父へのトリビュートでもあります。リリックビデオが公開されています。

■『Direction Of The Heart』

1. Vision Thing
2. First You Jump
3. Human Traffic
4. Who Killed Truth?
5. Solstice Kiss
6. Act Of Love
7. Natural
8. Planet Zero
9. The Walls Came Down (written and originally recorded by The Call)

Deluxe Edition only
1. Direction Of The Heart (Taormina 2022)
2. Wondertimes