ジェフ・ベック(Jeff Beck)とジョニー・デップ(Johnny Depp)がタッグを組んだプロジェクト、ジェフ・ベック・アンド・ジョニー・デップによるスタジオ・アルバム『18』が7月15日に全世界同時発売。ファースト・シングルであるジョニー・デップのオリジナル曲「This is a Song for Miss Hedy Lamarr(邦題:ミス・ヘディ・ラマーに捧げる歌)」のミュージックビデオが公開されています。
デップは、この最新作でベックの信頼に見事にこたえるパフォーマンスを披露している。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「毛皮のヴィーナス(原題: Venus In Furs)」やエヴァリー・ブラザーズのバラード「レット・イット・ビー・ミー」、マーヴィン・ゲイのクラシック「ホワッツ・ゴーイン・オン」といった楽曲では、彼の素晴らしい感情表現の幅広さを聴かせてくれているのだ。また、デイヴィ・スピラーンの「ミッドナイト・ウォーカー」や、ビーチ・ボーイズの傑作『ペット・サウンズ』収録の「キャロライン・ノー」と「ドント・トーク」といったインストゥルメンタル曲では、ジェフ・ベックがギターの神だと称されるその所以を見事に証明してくれている。
■『18』
01. Midnight Walker (Davy Spillane cover) 02. Death And Resurrection Show (KILLING JOKE cover) 03. Time (Dennis Wilson cover) 04. Sad Motherfuckin' Parade (Johnny Depp original) 05. Don't Talk (Put Your Head On My Shoulder) (BEACH BOYS cover) 06. This Is A Song For Miss Hedy Lamarr (Johnny Depp original) 07. Caroline, No (BEACH BOYS cover) 08. Ooo Baby Baby (THE MIRACLES cover) 09. What's Going On (Marvin Gaye cover) 10. Venus In Furs (THE VELVET UNDERGROUND cover) 11. Let It Be Me (THE EVERLY BROTHERS cover) 12. Stars (Janis Ian cover) 13. Isolation (John Lennon cover)*