マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は、新しいインタビューの中で、
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)を「お気に入りのギタリスト」として挙げ、また
イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)についても語っています。
シェンカーは最近、『The Mitch Lafon and Jeremy White Show』に電話出演し、ヴァン・ヘイレンがUFOのオープニングを務めた時のことを回想しています。
「スターウッド(旧ハリウッド・ナイトクラブ)で演奏したとき、ヴァン・ヘイレンはUFOのオープニングを務めていたらしいんだ。当時はまだ新しいバンドだったから知らなかった。彼らがブレイクする5年前だった。ずっと後になって、エディ・ヴァン・ヘイレンが僕のファンで、影響を受けていたことがわかったんだ」
シェンカーが説明しているように、彼は他の人からその事実を聞いて知っているだけで、その夜のヴァン・ヘイレンことは漠然としか覚えていません。
シェンカーは、新しい音楽を積極的に聴くことはなかったと繰り返していますが、やがてヴァン・ヘイレンの作品に出会います。そして、今ではエディを最も好きなギタリストに挙げるほど好きになったようです。
「僕は(彼がファンだとは)知らなかった。僕にとっては、知らないサポートバンドのひとつだったんだ。彼らはビッグになりかけていたわけだから、かなり注目されていたと思う。エディが僕の影響が感じられるような作品を作っているという話は聞いたことがあるよ。
僕はエディの演奏が大好きで、僕にとっては、ずば抜けて最高のギタリストなんだ。僕は音楽を聴いていなかったけれど、(彼の演奏は)どこでも聴くことができた。彼は本当に魅力的だったんだ。僕のお気に入りのギタリストなんだ」
シェンカーは、新しい音楽を積極的に探すことはなかったにもかかわらず、どのようにしてヴァン・ヘイレンを発見したかを説明するために、彼は人生の中でメタリカやイングヴィー・マルムスティーンを聴き、感銘を受けた経験をいくつか思い出しています。
「(聴いていたのは)(ジェフ)ベックやエリック・クラプトンはもちろん、僕が10代前半の頃に影響を受けた人たちばかりなんだ。その後は音楽は聴かないけど、イングヴェイ・マルムスティーンから逃れることはできなかったよ。彼はどこでもかかっていた。メタリカもそうだった。ブティックでステージ衣装を試着した時、そこで全アルバムを聴いたんだ。タトゥーを入れに行ったとき、アイアン・メイデンを聴いたんだよ。
そうやって、ある音楽から離れられなくなったんだ......。メタリカの何ていう曲だったかな、スローな曲で、すごくいい曲なんだよ。(ジェレミー・ホワイトが“The Unforgiven”でしょうか?と尋ね、シェンカーが続ける)そう、“The Unforgiven”だ」
シェンカーは同じインタビューの中で、積極的に聴くことはないものの、素晴らしいギタリストがたくさんいることを認めています。
「ひとつだけ言わせてもらうと、世の中には素晴らしいギタリストがたくさんいるのは確かだ。僕は音楽を聴かないから分からないけど、でも、例えば......初めてマルムスティーンを聴いたとき、ぶっ飛んだよ。あんな演奏ができるプレイヤーがいるなんて知らなかった。後で知ったんだけど、彼はマイケル・シェンカーのファンでもあったんだよ。クレイジーだよね、本当に不思議だ」