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『トップガン』の「Danger Zone」 ケニー・ロギンス以外の演奏候補者についてロギンス自身が語る

2022/05/23 17:53掲載
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Kenny Loggins
Kenny Loggins
映画『トップガン』の「Danger Zone」と言えば、ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)を代表する楽曲のひとつですが、ロギンスはこの曲の演奏の第一候補ではありませんでした。ロギンスは、5月上旬に行われた映画『トップガン マーヴェリック』プレミア上映会のインタビューの中で、この曲について振り返り、他の候補アーティストについても挙げています。

「僕の前に3、4人のアーティストがいたんだけど、全員降りたんだよ」「REOスピードワゴンのケヴィン・クローニンは“音が高すぎて脱落した”と言っていたのを覚えているよ。彼は高音が出なかったんだ」

ロギンスは別のインタビューで、「Danger Zone」の候補に挙がっていたとされる他の数人の名前を挙げています。

「まあ、もう都市伝説だよ。多くの人がそれを主張している。ミッキー・トーマスは自身のジェファーソン・スターシップがそうだと言っているし、TOTOもそうだと言っている。... REOスピードワゴンもそう主張しているが、僕がそれを得たんだ」

「Danger Zone」を書いたジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)とトム・ウィットロックは、ブライアン・アダムスとコリー・ハートにもこの曲の演奏を依頼したと言われていますが、どちらも実現しませんでした。

ロギンスは別のインタビューで、この曲が成功したのはモロダーのおかげだと話しています。

「“Danger Zone”は主にジョルジオ・モロダーによって書かれたもので、彼は間違いなくビジュアルに合わせて書いていたんだよ。映画のオープニングの空母のシーンを、彼はすでに見ていたんだ。彼はそこからテンポやメロディーのアイデアを得たんだ。彼らが録音したいと思っていた人たちが次々に抜けてしまって、その後に僕が参加して、最後の最後で少し手直しをして、土壇場で歌ったんだよ」

「Danger Zone」のミュージックビデオ


インタビュー映像