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フィル・ライノットの自宅でゲイリー・ムーアと突然会ったヴィヴィアン・キャンベル、ムーアが友好的ではなかった理由を語る

2022/05/17 15:09掲載
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Vivian Campbell - Image: © Jim Wright
Vivian Campbell - Image: © Jim Wright
シン・リジィ(Thin Lizzy)フィル・ライノット(Phil Lynott)がヘロインの過剰摂取で亡くなる数ヶ月前、ライノットのソロ・アルバムのデモを録音するためヴィヴィアン・キャンベル(Vivian Campbell)は、ライノットの自宅に居ました。ある朝、キッチンに行ったら、録音には関係なく、またライノットの家に泊っているわけでもないゲイリー・ムーア(Gary Moore)がなぜか立っていました。ムーアはキャンベルに友好的ではなかったという。キャンベルは、ムーアが居た理由や冷たかった理由について、Vintage Rockのインタビューの中で語っています。

ディオのベーシストだったジミー・ベインとフィル・ライノットは友人で、そのベインからの紹介で、ライノットのソロ・アルバムのためのデモ録音のギタリストとして、キャンベルは1985年に1週間ほどロンドンに行ったという。それはライノットがヘロインの過剰摂取で亡くなる数ヶ月前のことでした。

「フィルはすごくよそよそしかったんだ。彼が何を言っているのか全然わからなくて、ブツブツ言って、冷や汗をかいてた。彼の妻も子供も出て行ってしまって、彼の世話をしているのは運転手の男で、スウェーデン人の家政婦も何人かいた。本当に異様で、奇妙で、シュールで“一体どうなっているんだ”と思ったよ」

「とにかく、僕はフィルの家にいたんだけど、ある朝、お茶を入れにキッチンに行ったら、ゲイリー・ムーアがキッチンにいたんだよ...フィルの家にね!まったく予想外だった。彼が鍵を持っていたのか、それともドアに鍵がかかっていなかっただけなのかはわからない。他のみんなはまだ寝ていて、ゲイリー・ムーアがそこに立っていたんだ。彼はフィルの様子を見に来たんだよ。

彼は明らかに、僕がこの異様の雰囲気の一部であると考えていた。つまり、僕がフィルの薬物中毒に加担していると思ったんだよ。もちろん、そうじゃない。ヘロインなんてやったことないし、やりたくもない、何も知らなかった。でも、ゲイリーは友好的じゃなかった。僕は“ゲイリー、どんな弦を使ってるんだ?”とか話しても、彼からは返事はなかった。彼は“フィルはどこにいるんだ?”と言い、僕は“まだ眠っていると思う。彼に会っていない”と答えると“じゃあ、ここにいたと伝えてくれ。電話するように言ってくれ”と言った。彼はとにかく冷たかった。僕に友好的ではなかった。でも、彼を責めるつもりはないよ。フィルは彼の友人だったし、彼は僕がたまたまそこにいたから、僕がフィルの死に加担している一人だと思ったんだからね。残念なことだよ」